米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳である水原一平被告（39）が4日、カリフォルニア州サンタアナの裁判所に出廷し、起訴されている銀行詐欺と虚偽の税務書類作成の罪で有罪を認めました。水原被告は、賭博で大きな借金を抱え、その返済のために大谷選手の銀行口座から不正に資金を引き出したとされています。

判事はこれを踏まえ、量刑の言い渡しを10月25日に設定しました。水原被告は法廷で「賭博で大きな借金を背負い、彼（大谷選手）のお金に手を付けることしか思い付かなかった」と述べました。水原被告と連邦検察は罪を認めることで司法取引が成立しており、検察側は刑を軽くするよう求める見通しです。被告は最長33年の禁錮刑を科される可能性がありましたが、大幅な軽減が見込まれています。

起訴状によると、水原被告は2021年11月から2024年3月までの間、違法賭博で抱えた借金返済のために大谷選手の銀行口座から約1700万ドル（約26億円）を不正に送金し、22年分の確定申告で、不正によって得た約410万ドルを申告しなかったとされています。

水原被告は5月に「刑事被告人」として初出廷しましたが、当初の治安判事には禁錮1年以上の罪を扱う権限がなかったため、形式的に無罪を主張していました。今回、裁量の大きい連邦判事に変更され、再び出廷しました。

この事件についてSNS上では多くの反応が寄せられています。「とりあえず大谷翔平選手に影響が少なくなるといいですねー」と、大谷選手への影響を心配する声が多く見られます。「一区切りですね…大谷さんが野球に集中できますように🙏🙏」と、大谷選手がこの件で気を煩わせることなくプレーに集中できるように祈る声もあります。

一方で、「33年！！」や「33年なげー😩」といった水原被告の量刑に対する驚きや、「申し訳ないと思ってる感じに見えない」といった被告の態度に対する批判も見受けられます。「はやく罪を償って、何らかの形で元気に社会復帰して欲しいですね🥺」といった温かいコメントもありました。

また、司法取引による刑の軽減に対して不満を持つ声もあり、「司法取引で相当減刑される気がしますね。なんだか納得いかないけど。大谷翔平は水原一平さんのことを気にせずに頑張って欲しいですね」との意見も見られます。

一方、大谷選手への同情の声も多数寄せられており、「大谷さんが本当に可哀想😢」や「やった事は事実なんだし、ちゃんと償ってほしいですよね」といったコメントもあります。「金額的に33年は短すぎ」との厳しい意見もあり、量刑の妥当性についても議論が交わされています。

報道陣の数についても話題となっており、「すごいメディアの数」や「報道陣の数がスゴイ💦」といった投稿も見られました。これほどの注目を集める事件となったことに対する驚きが広がっています。

大谷選手の元通訳であった水原被告が有罪を認めたことは、今後の大谷選手の活動にどのような影響を与えるかが注目されます。量刑の言い渡しが10月25日に予定されており、それまでにどのような進展があるのか、引き続き注視されます。