第171回芥川賞・直木賞候補作が発表、「地雷グリコ」が直木賞候補に

日本文学振興会が主催する第171回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。芥川賞候補には、ロックバンド「クリープハイプ」のボーカル・ギター、尾崎世界観（39）の小説も含まれています。選考会は7月17日に行われる予定です。候補作は以下の通りです。（敬称略、50音順）

【芥川賞】

朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」（新潮5月号）
尾崎世界観「転の声」（文学界6月号）
坂崎かおる「海岸通り」（文学界2月号）
向坂くじら「いなくなくならなくならないで」（文芸夏季号）
松永K三蔵「バリ山行」（群像3月号）
【直木賞】

青崎有吾「地雷グリコ」（KADOKAWA）
麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」（文芸春秋）
一穂ミチ「ツミデミック」（光文社）
岩井圭也「われは熊楠」（文芸春秋）
柚木麻子「あいにくあんたのためじゃない」（新潮社）
特に注目を集めているのは、青崎有吾の「地雷グリコ」です。この作品は、多くの読者から熱い支持を受けており、SNS上でも話題沸騰中です。「地雷グリコが候補作とか直木賞も終わりだな」という批判的な意見も見られる一方、「やっぱり『地雷グリコ』直木賞候補に入ってきた！」と喜ぶ声や、「青崎有吾さんの『地雷グリコ』だけ、近所の本屋で在庫切れだったので、店舗受け取りのウェブ注文」といったコメントも見られます。

青崎有吾が「地雷グリコ」で直木賞を受賞すれば、その興奮は計り知れないものとなるでしょう。「大好きな地雷グリコを直木賞候補で目にするとは思わなんだよ凄い」と感嘆するファンや、「青崎有吾さん『地雷グリコ』が直木賞とったらすげえ興奮する」と期待を寄せる声が続々と寄せられています。

さらに、「平成のエラリー・クイーン」と称される青崎有吾の直木賞受賞への期待が高まる中、他の候補作家たちも注目されています。過去に直木賞候補に複数回なっている柚木麻子や一穂ミチの作品も、本命として期待されています。「柚木さん、一穂さんが本命だろうか。青崎さん、麻布さん、岩井さんは初候補ということで、初見の作家さんの本を読むのが今から楽しみです」というコメントも見られ、文学界に新たな風を吹き込む作品たちが選ばれることに期待が寄せられています。

芥川賞と直木賞、どの作品が受賞するのか、7月17日の選考会に向けてますます注目が高まります。）