愛知県を中心に事業を展開するハウスメーカーのトヨタホーム愛知株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：加藤文昭）と、AIメタバース技術を提供するXANA（CEO：XANARIO）が共同開発した次世代型ショールーム「D+ Infinity Labo」がついに公開されました。この提携により、両社はAIとメタバース技術をフル活用した革新的な住まいづくり体験を提供することを目指しています。

「D+ Infinity Labo」は、リアルな家づくりを疑似体験できるAIメタバース空間として設計されており、ユーザーは様々なエリアを通じて詳細かつ精密な住まいづくりを体感できます。具体的には、専門家がライブ配信を行い新しい住まいのあり方を発信する「インフルエンサーライブエリア」や、家づくりに関する不安や疑問にプロのアドバイスが受けられる「住まいの専門家相談エリア」があります。

また、「物件探しエリア」では優れた土地をメタバース内で検索でき、「製造・施工見学エリア」では部材生産や耐震実験などの高品質な施工の過程を見学できます。さらには、自分に合ったパートナースタッフを見つけられる「スタッフ紹介エリア」も設けられています。

特筆すべきは、トヨタホーム愛知の人気マスコット「アイリン」が、XANAの高度なAI技術を利用して「XANA:Genesis」という未来的なAIアバターとして生まれ変わったことです。XANA:Genesisはユーザーに寄り添い、AIメタバース空間でのナビゲーションや案内を行うだけでなく、家づくりに関する質問にも応じます。

今回の共同開発により、XANAとトヨタホーム愛知はメタバースとユーザー体験の新しい可能性を切り開くことに成功しました。「D+ Infinity Labo」はユーザーにこれまでにない情報収集やコミュニケーションの場を提供し、家づくりに対する新たな価値観を生み出すことが期待されています。

今後、XANAとトヨタホーム愛知はAIメタバース空間の機能拡充やコンテンツ開発を進め、より充実したユーザー体験を提供する計画です。トヨタホーム愛知株式会社は、愛知県と名古屋市を中心に事業を展開し、建売住宅、注文住宅、土地の提供、中古住宅（戸建て・マンション）と住宅のリフォームサービスを提供しています。

XANAはAIとWeb3.0のメタバースを提供する企業で、ユーザーがアバターを作成し仮想空間で活動することを可能にしています。これまでに東京オリンピック・パラリンピックやミラノファッションウィークなど多くのプロジェクトに参加してきました。XANAのCEO、XANARIOは日中英のトリリンガルで、世界7拠点に120名以上の従業員を抱える組織を率いています。

今回の提携により、トヨタホーム愛知とXANAは住まいづくりの新しい未来を切り開くことに成功し、今後の展開に大いに期待が寄せられています。