特捜戦隊デカレンジャーと酔鯨酒造のコラボで再販が決定した特別純米酒が再び注目を集めています。2004年から2005年までテレビ朝日系で放送されたスーパー戦隊シリーズ第28作「特捜戦隊デカレンジャー」の20周年を記念し、「特捜戦隊デカレンジャー20thファイヤーボール・ブースター」が6月7日から期間限定上映される予定です。この映画の舞台となるのが、酔鯨酒造の蔵元がある高知県高知市です。この映画を通じて高知を盛り上げるという想いに共感し、今回の特別コラボが実現しました。
5月15日に予約販売が開始された本コラボの特別純米酒は、わずか24時間で完売するという大反響を呼びました。その結果、多数の再販希望が寄せられ、この度5月17日12:00より再販が開始されることが発表されました。この特別純米酒は、「特捜戦隊デカレンジャー」のキャラクターをモチーフに、酔鯨酒造のシンボルである鯨との融合デザインが特徴です。スタイリッシュでありながら可愛らしいデザインは、当時のファンにとっても新鮮な印象を与えることでしょう。
酔鯨酒造では『Enjoy SAKE Life』をテーマに掲げ、日本酒の美味しさと楽しさを多くの国や世代の人々に伝えるために様々な活動を行っています。本コラボレーションは、映画と共に高知を盛り上げるだけでなく、20年前に「特捜戦隊デカレンジャー」を観ていた当時の少年少女が、現在は大人になり、日本酒を楽しむシーンを提供するという意図があります。
本コラボレーションの背景には、高知市の地域おこし協力隊として活躍する吉田友一氏の存在があります。吉田氏は、埼玉県出身で大学4年生のころに「特捜戦隊デカレンジャー」に出演し、デカブレイクという役を演じました。その後、闘病生活を経てしんきゅう師を目指すことになり、高知市内のクリニックで働く恩師との縁から高知県に移住しました。現在、吉田氏は高知市の地域おこし協力隊として活動し、高知の魅力を国内外に発信するために奮闘しています。
今回の映画企画は、吉田氏がクラウドファンディングを行い「高知を映画で盛り上げたい!」という想いを多くの人々に共感してもらい、目標金額を大きく上回る支援を得ることに成功しました。この支援によって映画の高知とのコラボが実現し、さらに特別純米酒とのコラボレーションも実現しました。
酔鯨酒造株式会社は、明治時代から酒造業を始め、1969年に有限会社へ改組し「酔鯨」の製造・販売を開始しました。高知県は新鮮な食材とお酒を楽しむ文化が根付いており、「食中酒」というテーマに基づいた酒造りに力を入れています。2018年には新しい酒蔵「土佐蔵」を新設し、厳格な品質管理のもとで高品質の酒を造り続けています。また、酒蔵見学や試飲、甘酒・酒粕を使ったスイーツの提供などを通じて、「酔鯨」というブランドを軸に日本酒のライフスタイルを提案する活動も展開しています。
再販となるこの特別純米酒「酔鯨 特別純米酒×特捜戦隊デカレンジャー」は、720ml入りで販売価格は税込2,200円です。再販は5月17日(金)の12:00より開始され、6月3日(月)から順次出荷される予定です。販売は酔鯨公式オンラインショップで行われます。再販となるこの特別コラボ日本酒、ぜひその美味しさと特別なデザインを楽しんでみてください。