安倍元総理の国葬が迫るなか、彼の外交手腕が再評価され始めている。なかでも対イラン外交については他の総理大臣では真似できないような実績を残した。現職総理として41年ぶりにイランを訪問し、当時緊張感が高まっていた米国とイランの関係を取り持った。安倍元総理の実績は今後も色褪せることはないだろう。
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政府が今月27日に東京・北の丸公園の「日本武道館」で実施する安倍晋三元総理の「国葬」(国葬儀)に出席する海外からの参列者について約700人を見込んでいることが17日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。各国の首脳らに加え、生前の安倍氏と親交が深かった米国のキャロライン・ケネディ元駐日大使らの出席も調整している。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
安倍氏の国葬には米国のハリス副大統領やインドのモディ首相、豪州のアルバニージー首相ら現職の首脳クラスが出席を予定する。また、フランスのサルコジ元大統領や英国のメイ元首相ら安倍氏と国際会議などで顔を合わせてきた首脳経験者らも出席する。
政府はさらに、米国などの駐日大使経験者らの出席の調整も進める。また、中国からの参列者の有無も焦点となっており、参列者の最終的な確定は、国葬の数日前となる見通しだ。
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安倍氏の国葬をめぐっては、日本国内では賛否が割れ、立憲民主党は執行部の欠席を決めた。ただ、海外からは1700超の弔意のメッセージが寄せられており、政府は「国際社会から寄せられた敬意や弔意に礼節を持って丁重に応える」(松野博一官房長官)としている。
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安倍氏は2019年6月、日本の現職首相として41年ぶりにイランを訪問し、総理大臣として初めて最高指導者ハメネイ師と会談した。安倍氏はハメネイ師に「トップ同士がともに緊張緩和に向けた意思を持っていることが重要だ」と呼びかけ、米イラン間の調停に努めた。
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日本の総理大臣のイラン訪問は1978年の福田赳夫氏以来41年ぶりで、79年のイラン革命で現在の政治体制が発足して以降は初めてとなる。共同通信によると、安倍首相は訪問中、ロウハニ大統領に加え、最高指導者のハメネイ師との会談も予定している。
※2019年6月6日 Bloombergより
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イランを巡っては、トランプ政権が4月、日本を含む一部の国・地域に対してイラン産原油の禁輸から適用除外としている措置を延長しないと表明。今月に入るとイランが核合意の一部履行停止を参加各国に通告した。トランプ氏は15日、一部で報じられた軍事行動計画こそ否定したが、イランと敵対する事態になれば大規模部隊を中東に送る考えも示すなど緊張が高まっている。
※2019年6月6日 Bloombergより
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2019年6月13日,10時(現地時間)から約50分間,イラン・イスラム共和国を訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ハメネイ最高指導者(Ayatollah Seyed Ali Khamenei, Supreme Leader of the Islamic Republic of Iran)と最高指導者事務所において会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
※2019年6月13日 外務省より
引用元:www.mofa.go.jp(引用元へはこちらから)
1 冒頭,安倍総理から,ハメネイ最高指導者にお会いでき嬉しく思う,1983年に父の安倍晋太郎が外相としてイランを訪問した際には,当時大統領を務められていたハメネイ最高指導者にも表敬した旨述べました。これに対し,ハメネイ最高指導者から,安倍総理のイラン訪問を歓迎する旨発言がありました。
2 その後,安倍総理から,ハメネイ最高指導者に対し,軍事衝突は誰も望んでおらず,現在の緊張の高まりを懸念していることを伝え,また,安倍総理から,日本は核合意を一貫して支持しており,イランがIAEAとの協力を継続していることを評価し,イランが引き続き核合意の履行継続を期待している旨述べ,イランは地域の大国であり,中東の安定化に向け建設的な役割を果たすよう要請しました。ハメネイ最高指導者からは,平和への信念を伺うことができ,また,核兵器は保有も製造も使用もしない,その意図はない,すべきではない旨の発言がありました。
3 日本のエネルギー安全保障上,中東地域は死活的に重要であり,イランは同地域の安定の要です。中東地域における緊張が日増しに高まっている中で,安倍総理から,直接,ハメネイ最高指導者に対し,緊張緩和と情勢の安定化を意を尽くして働きかけることができ,地域の緊張緩和に向けて,時宜を得た有意義な会談となりました。
※2019年6月13日 外務省より
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2019年6月12日,イラン・イスラム共和国を訪問中の安倍晋三内閣総理大臣はローハニ・イラン大統領(H.E. Dr. Hassan ROUHANI, President, Islamic Republic of Iran)と日イラン首脳会談を行ったところ,概要以下のとおりです。
※2019年6月12日 外務省より
引用元:www.mofa.go.jp(引用元へはこちらから)
(1)少人数会合では,冒頭,安倍総理から,招請に対する謝意を述べつつ,今般イランを訪問でき嬉しく思う旨述べました。これに対し,ローハニ大統領から,安倍総理のイラン訪問を歓迎する旨発言がありました。
(2)その後,安倍総理から,ローハニ大統領に対し,中東の平和と安定はこの地域のみならず世界の繁栄にとって不可欠であり,軍事衝突は誰も望んでいない,現下の緊張の高まりを受け,緊張緩和を働きかけるとの観点から,このタイミングでイラン訪問を決断したことを伝えました。これに対し,ローハニ大統領からは,そうした緊張緩和に向けた日本の取組を歓迎する,イランとしても紛争は望んでいないとの発言がありました。
※2019年6月12日 外務省より
引用元:www.mofa.go.jp(引用元へはこちらから)
安倍氏死去の報を受けてイランのアブドラヒアン外相は7月8日、「(安倍氏は)傑出した政治家」と評し、弔意を示した。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、日本の林芳正外相に宛てたメッセージにおいて、同国の安倍晋三元総理が銃撃事件により死去したことへ哀悼の意を示しました。
引用元:parstoday.com(引用元へはこちらから)
国際通信イランプレスによりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は8日金曜夜、林外相に宛てたメッセージで、「人道に反した銃撃事件による安倍元首相の死は、衝撃と悲しみをもたらした」としました。
続けて、「安倍氏は優れた指導者として、東アジア情勢において重要な役割を果たした」と指摘しました。
また、安倍氏によるイランと日本の関係強化に向けた取組みとイニシアチブを高く評価しました。
引用元:parstoday.com(引用元へはこちらから)
メッセージの最後では、安倍氏の遺族、日本政府、そして友人たる日本国民へ哀悼の意を伝え、同氏の魂の安寧を神に祈るとしました。
引用元:parstoday.com(引用元へはこちらから)
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アミールアブドッラーヒヤーン外相はこのメッセージに先立ち、自身のツイッターにおいても、安倍元首相銃撃事件を非難しながら、二国関係において安倍氏が果たした役割に触れ、「安倍氏がイラン・日本両国の関係拡大において果たした卓越した政治家としての功績は、忘れられることはない」としていました。
引用元:parstoday.com(引用元へはこちらから)
安倍晋三元総理が銃撃で死去したことについて、中東各国の首脳らも8日、ツイッターで相次いで弔意を示した。トルコのエルドアン大統領は安倍氏を「友人」と呼び、「深い悲しみを覚える」と表明。「この凶悪な攻撃を実行した者を非難する。安倍氏の家族や日本の人々、政府にお悔やみ申し上げる」と述べた。
引用元:www.jiji.com(引用元へはこちらから)
エジプトのシシ大統領は「深い悲しみと哀悼の意」を示した。安倍政権時に「2国間関係はすべての面で前例のない発展を遂げた」とたたえた。「安倍氏の協力関係強化への真摯(しんし)な取り組みをエジプトが忘れないことを保証する」と語った。
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イスラエルでは、親交のあったネタニヤフ元首相が「安倍晋三氏を忘れることはなく、われわれの深い友情を心にしまっておく」と投稿。ラピド首相も弔意を表した。
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イランのアブドラヒアン外相は、安倍氏を「傑出した政治家」とし、「イランと日本との両国民間の関係発展をはじめとする貴重な貢献を忘れることはない」と述べた。
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アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領も「深い悲しみ」を表し、サウジアラビアはサルマン国王が首相を務める閣僚評議会(内閣)として、「安倍元首相、その家族、そして日本に哀悼の意を表する」と発表した。
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国葬が行われる9月27日を前に、海外からの出席表明が相次いでいる。