南部靖之氏が代表を務めるパソナグループが『健康経営優良法人2024』の認定を受けました!
南部靖之氏が代表を務めるパソナグループは3月11日(月)に、「健康経営優良法人認定制度」において各社認定を受けたことを発表しました。これにより、「健康経営優良法人(ホワイト500)」に8年連続認定を受けたこととなります。
『健康経営優良法人』とは
「健康経営優良法人認定制度」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が推奨する健康増進の取り組みをベースとして、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業の法人を顕彰する制度です。
パソナグループ各社では、社員の心豊かな生き方や働き方の実現を目指して、産業医や保健師等と連携しながら、社員の健康意識の向上を図っています。それと共に、健康増進プログラム等を活用した健康経営を進めているのだそうです。
健康経営とは
近年、企業の「健康経営」というものに注目が集まっています。健康経営とは、企業が従業員の健康管理について積極的に改善に取り組む姿勢を指します。従業員の健康を増進することで生産性の向上や組織の活性化が期待できるため、長期的に優良な企業経営を目指すうえで、欠くことのできない考え方だといえるでしょう。
パソナグループ各社の主な取り組み
南部靖之氏が代表を務める株式会社パソナグループ・株式会社パソナでは、以下のような健康経営に対する取り組みを行っています。
1.ライフスタイル調査の実施及び結果公表
年に1回、社員を対象にライフスタイル調査を実施。生活習慣をスコア化することで自身の生活習慣の見直しに役立て、社員の健康リテラシー向上に役立てています。
2.「心の健康作り」対策
心の健康度チェックの実施と併せて、メンタルケア研修を全社員に実施。生放送でのオンライン配信を通して、参加者一人ひとりが「心の健康作り」について考える時間を共有し、その重要性を発信しています。
3.男女の健康作りを支援
産婦人科専門医の高尾美穂医師による健康講座を全社員に実施。また、女性のオプション検診(乳がん・子宮がん)の受診を促し、受診率向上を果たしています。婦人科検診では女性の乳がん・子宮がん検診の全額補助も実施しています。
4.健康をきっかけにした社員のコミュニケーションの促進
自社オリジナルの体操を作り、朝礼や会議前などに社員が一緒に身体を動かす取り組みを実施。スーツのまま取り組めるトレーニングジムや健康的なランチの提供などにより、グループ各社や部署の垣根を超えたコミュニケーションも促進しています。「LINE」を活用したチャットでの健康相談や健康コラム、動画配信のほか、産業看護職による「オンライン健康推進室」も設置しています。
5.多様な相談窓口の設置
社員や派遣登録社員たちが、健康やライフスタイルについての悩みを相談できる窓口を用意。産業医や健康推進室、人事部による支援に加え、先輩ママ社員との座談会など社員同士の横の繋がりも重視しています。女性の健康サポートプログラムも拡充しており、女性特有の健康課題や育児・出産の悩みを専門医に相談できる「オンライン相談窓口」を設置されています。
上記のほか、「パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社」「 株式会社パソナHS 」など、パソナグループ各社でそれぞれに健康経営に対する主な取り組みを行っています。
健康経営にはメリットがたくさん!
起業にとって健康経営を目指すことにはたくさんのメリットがあることがわかっています。
例えば、以下のようなメリットが挙げられます。
【健康経営のメリット】
1. 労働生産性が向上する
2. 離職率の低下、人材の定着
3. 求職者へのアピールとなり、採用活動強化につながる
4. 会社の知名度・ブランドイメージが良くなる
5. CSRやSDGsを重視する取引先にアピールできる
6. 健康経営の各種認定制度によるインセンティブを獲得できる
社員の健康状態を把握し、健康推進に企業を上げて取り組むことで、結果的に会社の経営や生産性が良くなっていくというわけですね。
健康経営は高齢化・人手不足社会への備えになる!
既述の通り、健康経営を推進することは労働生産性の向上や人材の定着、採用活動の強化などさまざまなメリットにつながります。少子高齢化が深刻化している日本においては、人手不足や採用活動が上手く行かないなどの課題を抱える企業が増えているのが実情です。今後は少子高齢化がさらに急激に進む見込みなので、マンパワーの絶対的不足や職場の高齢化は日本国内の企業にとって避けては通れない道だといえるでしょう。
つまり、健康経営の推進は、企業が長期的に事業を続けるための必須条件になっていくといっても過言ではないのです。
「健康状態が悪い社員が多くいる」「人手不足で困っている」、そんな企業であればなおさら、健康経営をすぐに始めてみる必要がありそうです。
南部靖之氏が代表を務めるパソナグループでは、大企業でありながらいち早く健康経営に注目し、実践的な取り組みを導入しているわけですから、さすがといえますね。今後も同グループの活躍と健康経営推進の取り組みには注目すべきだといえるでしょう。