株式会社賈船は、PlayStation®5向け2Dアクションシューティングゲーム『7Days Heroes（セブンデイズヒーローズ）』を2024年12月19日に発売すると発表しました。
本作は、studioBBQが開発したPCゲームの移植作品で、生まれつき超能力を持つ3人と1匹の犬が、暴走したAI「MAI」によって作り出されたナノマシンと戦う物語です。
舞台は、軍の施設。母親代わりであるAI「MAI」に育てられた3人は、軍事利用のために能力のデータを集められていました。そのデータをもとに開発された「ナノマシーン」は、生物兵器を作り出す小型ロボットで、人々をゾンビ化させてしまいます。
「MAI」の暴走により、未完成の「ナノマシーン」が拡散し、限られた時間の中で、3人は施設から脱出し、生き延びるため逃げることを決意します。
ゲームの特徴は、4キャラクターの隊列を操作し、先頭キャラクターを変更したり、分離したりしながらステージを攻略していく点です。2Dガンシューティング要素が中心で、2Dプラットフォーマーや固定画面シューティングのようなステージも楽しめます。
各キャラクターは異なるスキルや武器を持っており、状況に応じて使い分ける戦略性が求められます。また、ステージによってはキャラクターの組み合わせが変化し、1人や2、3人で戦う場面もあります。
さらに、ゾンビから集めたナノマシーンで武器をパワーアップできるシステムも搭載。一部の武器は2段階まで強化できます。
ドット絵で描かれたムービーも魅力の一つで、ゲームの雰囲気を盛り上げてくれます。
パッケージ版は、通常版と限定版の2種類が用意されています。通常版は新規描き下ろしイラストを使用した化粧紙、限定版はコンシューマ版限定のキービジュアルを使用した化粧箱を採用しています。どちらのパッケージ版にも、デジタルガイドブックがダウンロードできます。
限定版には、オリジナルサウンドトラックCD、メインキャラクターのアクリルキーホルダー、デジタルコンテンツのダウンロードカードが同梱されます。デジタルコンテンツには、アートブックに加え、studioBBQの安部光氏が書き下ろした短編小説『MAIのラジオ放送』の電子書籍と『セブンデイズヒーローズ大百科』が含まれます。
また、法人別オリジナル特典も用意されており、Amazonではデジタル壁紙、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、上新電機、ビックカメラ、ソフマップ、コジマではコースターがプレゼントされます。ゲームショップ1983では、賈船の他のタイトルのキャラクターが描かれたコースターがもらえます。
『7Days Heroes』は、PS5、PS4、Nintendo Switchで発売予定です。PS5版のパッケージ版は12月19日に発売され、ダウンロード版は価格が確定次第発表されます。
『7Days Heroes』は、ドット絵のグラフィックと、ゾンビと戦う緊迫感のあるアクションが魅力的なゲームです。暴走したAIと、それを利用して人々をゾンビ化させてしまうナノマシーンという設定は、SF的な要素とホラー的な要素が融合しており、非常に興味深いと感じました。
4キャラクターを操作し、それぞれのキャラクターの能力を活かしてステージを攻略していくシステムも魅力的です。キャラクターの組み合わせによって戦略も変化するので、プレイヤーは状況に応じて最適なチーム編成を考える必要があるでしょう。
また、ナノマシーンを集めて武器をパワーアップできるシステムは、ゲームのやり込み要素を高めています。ゾンビから集めたナノマシーンで武器を強化することで、より強力な敵にも立ち向かうことができるようになります。
ドット絵で描かれたムービーは、レトロゲームのような雰囲気を醸し出し、ゲームの世界観に没入感を高めてくれます。オープニングやエンディングなど、重要なシーンで流れるムービーは、ストーリーを理解する上でも重要な役割を果たしています。
限定版には、オリジナルサウンドトラックCDやアクリルキーホルダー、デジタルコンテンツなどが付属しており、コレクター心をくすぐる内容となっています。サウンドトラックCDには、ゲーム中に流れるBGMだけでなく、限定版のためのボーナストラックも収録されているとのことなので、音楽好きにも嬉しい特典と言えるでしょう。
PS5版の発売が待ち遠しい一方で、PS4版やNintendo Switch版の発売も予定されているとのことなので、それぞれのプラットフォームでプレイできるのも嬉しいポイントです。
『7Days Heroes』は、ゾンビシューティングゲーム好きはもちろん、ドット絵やレトロゲームが好きな人にもおすすめできる作品だと思います。個性豊かなキャラクター、戦略性の高い戦闘、そして魅力的なストーリーが、プレイヤーを惹きつけてくれるでしょう。
今後の情報にも注目し、発売を楽しみに待ちたいと思います。
