【パリ五輪】柔道男子60キロ級 永山竜樹、判定に抗議も敗者復活戦へ
パリオリンピック柔道男子60キロ級で、永山竜樹選手が準々決勝でスペインのガルリゴス選手に一本負け。判定に抗議するも覆らず、敗者復活戦へ。永山選手の試合後のコメントや、全日本柔道連盟の抗議内容も詳しく解説します。
パリオリンピック柔道男子60キロ級 永山竜樹、判定に抗議も敗者復活戦へ
2024年7月27日に行われたパリオリンピック柔道男子60キロ級で、永山竜樹選手が準々決勝でスペインのフランシスコ・ガルリゴス選手に一本負けを喫し、敗者復活戦に回ることが決まりました。
試合開始から2分過ぎ、永山選手はガルリゴス選手に寝技をかけられ、長い時間苦しめられました。永山選手は必死に足をからめて耐え、審判は「待て」を指示しました。しかし、ガルリゴス選手はすぐに寝技を解くことなく、永山選手は絞め技を受け続けた状態に。その後、審判は2人が離れた後、永山選手の状況を見て、ガルリゴス選手の一本勝ちを宣告しました。
この判定に、永山選手は納得がいかない表情を見せ、しばらく畳を離れることができませんでした。
全日本柔道連盟の金野潤強化委員長は、「待て」がかかった後もガルリゴス選手が絞め技を続けたことを問題視し、判定に抗議しました。金野強化委員長や鈴木桂治監督は国際柔道連盟の担当者らと映像を確認し、話し合いを行いました。しかし、結果は覆らず、判定はそのままとなりました。
鈴木監督は判定後、「覆らなかった」とだけ話し、判定変更はなかったことを明らかにしました。
金野強化委員長は、「『待て』がかかった後も長く締め続けていて、あれを許していいのかと感じている。判定が覆るかはわからないが、われわれとしてやれることをやりたい」とコメントしました。
永山選手は、初戦の2回戦では世界ランキング25位のブラジル選手に延長戦の末、相手の反則負けで勝ち、準々決勝に進出していました。
永山選手は敗者復活戦で、再びメダル獲得のチャンスをつかむことができるでしょうか。今後の試合展開に注目です。
永山竜樹選手の準々決勝の試合は、非常に残念な結果でした。判定に納得がいかない表情を見せた永山選手の心情を思うと、心が痛みます。
「待て」がかかった後も絞め技を続けたガルリゴス選手の行為は、確かに問題視されるべきです。しかし、判定が覆らなかったことは、非常に残念です。
永山選手は、敗者復活戦で再びメダル獲得のチャンスをつかむことができます。持ち前の粘り強さと技術で、必ずや逆転勝利を掴み取ってくれると信じています。
今後の試合も、しっかりと応援していきたいと思います。
