女子ゴルフのアメリカツアー大会が、6月9日にニュージャージー州で行われ、古江彩佳選手が2位に輝きました。
7位からスタートした古江選手は、最終ラウンドで驚異的な追い上げを見せました。前半だけで5つのバーディーを奪い、スコアを5つ伸ばして折り返し。後半も13番でバーディーを決め、最終的には6つのバーディーを記録し、ボギーなしの完璧なラウンドで通算13アンダーをマークしました。しかし、首位とはわずか1打差。惜しくもアメリカツアー2勝目は叶いませんでした。
古江彩佳選手の2位フィニッシュは、まさに惜しかったの一言です。首位との差はわずか1打。もしも、あの1打が入っていれば、ツアー2勝目を飾ることができたでしょう。しかし、最終ラウンドで見せた6つのバーディーは、古江選手の底力を証明するものでした。
前半の猛攻は圧巻で、まさにバーディーラッシュと言えるでしょう。後半はバーディーチャンスを逃す場面もありましたが、それでもスコアを伸ばし続けたことは素晴らしいです。
今回の結果で、古江選手の米ツアーでの実力は改めて証明されました。今後の活躍にも期待が高まります。一方、優勝を飾ったリネア・ストロム選手のツアー初優勝も、大きな話題となりました。52位からのスタートで、最終ラウンドで11ストローク伸ばす驚異的なプレーは、今後のツアーで彼女が注目選手となることを予感させます。
今回の大会は、日本人選手、そして世界中の選手たちにとって、記憶に残る大会になったでしょう。