安倍元総理と違いすぎる石破外交に暗雲か…トランプ氏との電話会談はたった「5分」で早期会談も拒否られる

石破総理の外交に不安が広がっている。まず米国・トランプ次期大統領との初電話会談が、なんと5分で終了。そして目論んでいた「早期会談」も体よく断られてしまった。対トランプ大統領外交で日米関係を盤石としたのは安倍元総理だが、その路線を引き継がないと宣言している石破総理。今後の日米関係に不安しかない。

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▼石破外交に暗雲か?米国・トランプ次期大統領との初電話会談がたった『5分』で終了したらしい

次期大統領であるトランプ氏との電話会談を『たった5分』で終了させた石破総理

初の電話会談は通訳を交えて約5分間という異例の短さだった。

日本の首相はこれまでも次期大統領と選挙後に電話会談を行っているが、2016年は安倍晋三首相(当時)がトランプ氏と約20分間、20年の菅義偉首相(同)とバイデン氏は約15分間の時間が取られた。
引用元:www.jiji.com(引用元へはこちらから)
石破総理はこの会談に満足げだが、実質は『2~3分』だったのではとも指摘されている
そんな短時間で何を語り合えるのか
政治家の言葉は額面通りには受け取れない。石破茂首相が7日、米大統領選に勝利したトランプ前大統領と初の電話会談を行った後、記者団に述べたこのセリフもそうだろう。「非常にフレンドリーな感じがした。言葉を飾ったり繕ったりするのではなくて、本音で話ができる方だ」
その通りなら、日米両首脳の初接触としてまず成功だといえる。

とはいえ、会談時間はわずか5分間にすぎない。双方が通訳を介すので、実質的には2~3分間ぐらいか。これで本音で話し合える相手だと確信できるとは思えない。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

ちなみに他国の首脳と比較しても、石破総理の『5分』は圧倒的に短い

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仏紙パリジャンなどは、マクロン氏がトランプ氏と欧州首脳の中でいち早く6日夕に約25分間電話会談し、「非常によい25分間の対話」だったと報じた。マクロン氏は2017年に大統領に就任し、トランプ氏も当時大統領就任1年目だった。
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韓国の東亜日報は、同国国家安保室の発表として、尹氏とトランプ氏との間に「7日午前7時59分から約12分間、通話が行われた」と報じた。両氏は「早いうちに会おう」と合意したという。

韓国と日本に時差はないため、会談は石破氏より早かったことになる。
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▼さらに、水面下で『早期会談』実施に向けた調整を図るも撃沈

自分の南米訪問の際に面談を目論むも、断られてしまう石破総理

石破茂首相は21日までの南米訪問に合わせたトランプ次期米大統領との会談を断念した。日本側は米側も前向きだと自信をのぞかせていたが、米国内法などを理由に断られる形となった。首相は来年1月20日の就任式後の会談を目指して仕切り直しを図るが、調整が円滑に進むかは見通せない。

「なるべく早期に会談を実現すべく、トランプ陣営側と意思疎通を続ける」。林芳正官房長官は18日の記者会見でこう強調した。
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理由は民間人(大統領就任前)の外交交渉を禁じた「ローガン法」だというが…

 米国には民間人の外交交渉を禁じた「ローガン法」がある。首相は会談見送りの理由について「多くの面会依頼が寄せられ、法律上の制約もある」との説明をトランプ氏側から受けたとする。
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▼政府内には石破総理の対米外交への悲観的な声も上がっている

当初は「会談できる可能性は結構ある」と楽観的だった外務省だが、実際は調整が難航していた

 日本側がトランプ氏と就任前の会談を目指したのは、安倍政権時代の「成功体験」があったからだ。安倍晋三首相(当時)は2016年の大統領選後、各国首脳に先駆けてトランプ氏と会談。大統領選中に在日米軍撤退まで示唆していたトランプ氏といち早く親密な人間関係を築いた。

 その再現を狙った石破首相は7日の初の電話会談で、早期の対面会談を調整することを確認。南米からの帰途に米国に立ち寄り、会談に臨む日程を描いた。臨時国会の召集を25日から28日にずらしたのも帰国の遅延に備えたためだった。

外務省幹部は「可能性は結構ある」と語っていた。
引用元:www.jiji.com(引用元へはこちらから)
調整は難航した。日程が決まらないまま、首相は14日に外遊に出発。首相周辺は「外遊中も調整を続ける」としていたが、米側から色よい返事はなかった。

首相は16日、記者団に「給油のためにロサンゼルスに寄るが、その際に会談の予定はない」と表明せざるを得なかった。
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アルゼンチン首脳とは非公式とはいえ会っていた⇒「会う相手を選んでいるだけでは?」


非公式とはいえアルゼンチン・ミレイ大統領と会談していたトランプ次期大統領
石破総理は「ローガン法」を理由に体よく断られただけなのではという声も

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永田町や霞が関では「この説明は苦しい」(外交関係者)との指摘が相次いでいる。 自民党ベテラン議員は「トランプ氏は、安倍氏とは強固な信頼関係を築いており、『日米同盟の意義や重要性』を知らないわけがない。国際情勢が不安定化するなか、あいさつ程度でも面会して『日米の絆』をアピールすべきだった。1分も会えないのは衝撃だ」と焦りをにじませる。 「誰とも会わない」という説明にも矛盾がある。

トランプ氏は14日、米フロリダ州を訪れたアルゼンチンのミレイ大統領と会談し、連携を確認している。ミレイ氏は、トランプ氏の大統領選勝利以降、各国首脳に先駆けて面会を実現させた。トランプ氏は多忙の中でも、「相手を選んで会談した」(前出のベテラン議員)ことになる。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)

米国政権の要人に接触できず←「石破総理がトランプ次期大統領に相手にされていない」説も囁かれている

 外交問題に詳しい自民党議員は「日本政府は首席補佐官に就任するスーザン・ワイルズ氏と接触できず、日程を入れられなかったようだ」と語る。政府内では「トランプ氏に相手にされていないということだろう」(関係者)と厳しい見方も出ており、首相の痛手は避けられそうにない。

 首相はトランプ氏の就任後、来年2月を軸に会談実現を目指すとみられる。外務省幹部は「8年前とは状況が違う。落ち着いた環境で会えればいい」と指摘する。

 ただ、石破政権は先の衆院選で少数与党に陥っている。25年度予算案の国会審議のさなかに日本を離れられるか、不透明感も漂う。
引用元:www.jiji.com(引用元へはこちらから)

外交の出だしからさっそく石破総理は痛手を負ってしまった

▼『対トランプ大統領外交』で思い出されるのはやはり安倍元総理⇒石破総理との違いは明白

2016年 就任前に電撃的にトランプタワーを訪れた安倍元総理

出典:www.bbc.com
2016年11月
今回の石破総理と同様に南米訪問の折に訪問を計画した安倍元総理。
この電撃訪問を成功させたことが、その後の蜜月につながったといえる。
日本の安倍晋三首相は(2016年11月)17日夕(日本時間18日朝)、訪問先の米ニューヨークで、トランプ次期大統領と会談した。会談後の単独記者会見で安倍首相は、「信頼できる指導者だと確信した」と述べ、信頼関係を築いていけると期待を示した。

会談は、トランプ氏が住むニューヨークのトランプ・タワーで1時間半にわたった。会談後に首相は、「大変温かい雰囲気の中で」、「胸襟を開いて率直に話ができた」と説明した。

安倍氏はさらに、日米間の「同盟というのは、信頼がなければ機能しない。私は、トランプ次期大統領は、まさに信頼することができる指導者だと確信した」と述べた。

首相は、「次期大統領はまだ正式に大統領に就任しておらず、今回は非公式の会談なので、中身を話すのは差し控えたい」としながらも、「2人の都合の良い時に再び会って、さらにより広い範囲についてより深く話をしようということで一致した」と述べた。
引用元:www.bbc.com(引用元へはこちらから)

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トランプ氏は当選以来、トランプ・タワーで数多くの各国首脳と電話会談するほか、政権移行チームや次期政権の幹部候補と面談を重ねている。実際に外国首脳と対面して会談するのは、安倍首相が最初だった。

報道によると、今回の会談は安倍氏がトランプ氏に電話で当選を祝福し、ニューヨークに立ち寄る予定があると伝えたことから、実施が決まったとされている。安倍氏はこの後、19~20日に南米ペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。
引用元:www.bbc.com(引用元へはこちらから)

そして安倍総理(当時)を別荘に招待したトランプ大統領(当時)…ほどなく『ゴルフ外交』がスタート⇒日米関係を強固なものに

一方、トランプ大統領も、就任後の2017年2月、安倍総理大臣と初の首脳会談を行いますが、この時、南部フロリダ州にあるみずからの別荘「マー・アー・ラゴ」に安倍総理大臣夫妻を招待します。

プライベートな場所である別荘にトランプ大統領が外国の首脳を招待するのは、安倍総理大臣が「初めて」でした。

このとき両首脳は、別荘近くのゴルフ場でプレーし、あわせて27ホールも回りました。

トランプ大統領は「安倍総理大臣はうまかった。私と気があう。外国の首脳とゴルフをプレーするのはすばらしいことだ」と話していました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

麻生氏の訪米を伺う限り、トランプ次期大統領の安倍元総理への信頼は健在

出典:www.yomiuri.co.jp
4月23日 麻生副総裁(当時)の訪米
自民党の麻生副総裁は23日夕(日本時間24日朝)、訪問先の米ニューヨークでトランプ前大統領と会談し、日米関係の重要性や中国、北朝鮮情勢などについて意見を交わした。トランプ氏が11月の大統領選で勝利する可能性に備えて個人的な関係構築を図る狙いがある。

会談はトランプ氏が拠点とするトランプタワーで約1時間行われた。トランプ氏は麻生氏を出迎え、記者団に「親愛なる友人であるシンゾー(安倍元首相)を通して知っている」と紹介。「麻生氏は日本だけでなく世界でも尊敬されている人物だ」と述べ、「我々は互いを知り合わなければいけない。これから日本と米国のことや他の様々なことについて話す」と語った。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
 トランプ氏は安倍氏との親密な関係で知られ「(安倍氏は)偉大な人物だった」とも振り返った。麻生氏との会談でトランプ氏は、日本の防衛費増額を歓迎した。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)

▼そんな安倍外交を石破総理は批判していた⇒今でも「非安倍外交」に固執している様子

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2018年「ゴルフしなくてもいい、トランプタワーに行かなくたっていい」

当時総理だった安倍晋三氏は平成29(2016)年11月17日夕(日本時間18日午前)、訪問先の米ニューヨークのトランプ・タワーで、次期米国大統領に就任することになっていたドナルド・トランプ氏と1時間半にわたって会談した。各国の首脳の先陣を切る会談だった。

この時、安倍氏はトランプ氏にゴルフクラブを贈呈し、トランプ氏は安倍氏にゴルフウエアを贈呈した。

爾来(じらい)、安倍氏とトランプ氏は厚い信頼関係で結ばれ、それが日米関係に確固たる安定をもたらした。その安定した日米関係は、アジアおよびヨーロッパの安定にも大きく寄与した。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
一方、石破茂氏は、トランプ氏が大統領だった平成31(2018)年にウォールストリート・ジャーナルのインタビューに対し、「日本が米国に全面的な忠誠を誓うだけなら無視されるだろう」「トランプ大統領とゴルフしなくてもいい、トランプタワーに行かなくたっていい。日本は手ごわいぞと思わせることが大事だし、ディールのカードを持つことが大事。安全保障でディールのカードを全く持っていない」と語ったという
(9月27日配信、ウォールストリート・ジャーナル日本語版「日本の次期首相、石破氏は日米同盟の再構築を提唱」=ピーター・ランダーズ、ミホ・イナダ=)。

引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

2024年「安倍元総理とまったく同じやり方ではなく、自分ならではの外交を模索したい」

ちなみに石破総理が否定する『ゴルフ外交』には、長時間サシで話せるなど大きなメリットもある…
習主席とは違い、ゴルフ好きの首脳は多い。ゴルフは18ホールで3時間程度も時間がかかるが、逆に言えば、外交の場として利用すれば、とても濃密な話ができる。アメリカ大統領を相手に十分な時間をとるのは、至難の業である。従来の日本の首相クラスであると、首脳会談で1時間とれればいいくらいだ。

それなのに、2017年2月は27ホール(フロリダ)、2017年11月は9ホール(埼玉)、2018年4月は18ホール(フロリダ)、2019年4月は18ホール(ワシントン)、今回2019年5月は16ホール(千葉)……とこれまで計88ホールも、安倍首相はトランプ大統領とゴルフをしている。
引用元:gendai.media(引用元へはこちらから)

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▼「ろくなブレーンがいないのでは」⇒石破外交に対してネット民は不安を募らせている 

菅(すが)政権、岸田政権ともに安倍外交を引き継ぎ、日米関係の構築に確実な成果をあげてきた。
今ここでめちゃくちゃにされてはたまらない。
石破総理に思うところがあったとしても、この路線をしっかり継承していただきたい。

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