「復帰してからは、自分が望む演技や結果を出すことができず、悩むことが多くなりました。そして去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました」
フィギュアスケートの浅田真央選手が10日、自身のブログで現役引退を発表した
ネットユーザーからは
「今までお疲れさま。彼女の演技は美しかった。今後も意味ある人生を送ってほしい」
「韓国の敵だったけど真央も立派な選手だった。よく頑張った」
「ヨナと真央の戦いは本当に面白かった。彼女の次の挑戦も応戦したい」
「残念だ。平昌五輪でライバル選手を倒す姿を見たかった」
「日本人選手だけどかわいくて好きだった。今諦めるのはもったいない」
15歳の05年にグランプリファイナルを制し、一躍スターダムを駆け上がり、その後も世界選手権で3度の優勝、バンクーバー五輪銀メダルなど栄光に満ちたキャリアを過ごした
5歳でスケートを始め、大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に活躍
05年にはGPファイナルで優勝するも年齢制限のため06年のトリノ五輪には出場できなかった
10年、バンクーバー五輪ではトリプルアクセルを3度成功、ライバルの韓国のキム・ヨナに及ばす銀メダルとなった
SPでは3つのジャンプをすべてミスして、まさかの16位スタート
その後、フリースケーティングでは、冒頭のトリプルアクセルを成功させ、その後も次々とジャンプを決め6位にまで浮上した
14年に臨んだソチ五輪では6位に終わったが、フリーで完璧な演技を見せ日本中を感動させた
「ハーフハーフ」という言葉を残して「1年間の休養」を正式発表、しばらくフィギュアスケートから離れた生活をしました
2015年10月3日に開催されたジャパンオープン2015で、浅田真央選手は現役復帰し、3位入賞
その後、現実は厳しく、ソチ五輪までの輝きを取り戻すには至っておらず、2016-17シーズンも不調が続いていた
約1年の長期休養を取っていた浅田真央選手にとっては、その遅れを取り戻すのに、苦悩の日々が続いていたに違いない