聖火ランタンのメーカーを特定!イギリスのProtector Lamp社製で値段は16万円!

オリンピックの聖火を車で運んだり展示したりするときに使用されているランタンについて調べたところ、イギリスの『Protector Lamp』というメーカーが製造していると判明。値段はおよそ16万円。カンブリアンランプあるいはマイナーランプなどと呼ばれる種類のもので、元々は炭鉱労働者用に開発されました。

7134
0

聖火リレー中止でランタンに注目が集まっている

ランタンのデザインはロゴ部分を除いて毎回同じ

出典:edition.cnn.com
こちらは2016年のブラジル・リオ五輪のランタン。
出典:www.theguardian.com
こちらは2012年のイギリス・ロンドン五輪のランタン。

日本の五輪公式サイトで調べると

出典:tokyo2020.org
素材や寸法については記述されているものの、メーカーの記述はなし。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

メーカーはイギリスの『Protector Lamp』社と判明

出典:www.protectorlamp.com
日本語で探しても情報が見つけられなかったのですが、英語で探したところ、イギリスのエクルズという街にある『Protector Lamp』社が聖火ランタンのメーカーだと判明しました。

1890年に炭鉱灯『Davy lamp』の製造会社として創業。過去30年間ずっと聖火ランタンの製造を担当しているとのこと。

この会社のFacebookを見たところ…。
出典:www.facebook.com
野村忠宏さんと吉田沙保里さんが聖火ランタンを持ってる写真が掲載されていました。

ほかにも、古い聖火ランタンの写真や製造工程の写真など掲載されていたので興味ある人はどうぞ。

聖火ランタンを買う方法は?

出典:www.protectorlamp.com
『Protector Lamp』社の公式サイトで聖火ランタンは販売されています。残念ながらAmazonでは取り扱っていませんでした。

お値段は1299ポンド。日本円で16万7千円。さすがにオリンピック用というだけあって、高いですね。

配達先として「Japan-Tokyo」という選択肢があったので、日本からも注文できるのではないかと思われます。

今回デザイン監修したのは日本人

吉岡 徳仁(よしおか とくじん、1967年)は、日本のデザイナー、アーティストである。

デザイン、建築、現代美術の領域において活動し、光と自然をテーマとした作品は、国際的に高く評価されている。

作品はニューヨーク近代美術館(アメリカ)、ポンピドゥー・センター (フランス)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(イギリス)など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。

国際的なアワードを多数受賞。アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている。

引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

聖火ランタンに似たランタンで、日本で普通に買えるものは?

調べたところ、聖火ランタンのようなデザインのランタンはカンブリアンランタンあるいはマイナーランプと呼ばれる種類だと判明。

Protector Lamp社以外にもこの種類のランタンを製造しているメーカーは存在します。Twitterでは「あのメーカーのランタンに似ている!」という意見がいろいろ出ていました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

聖火ランタンに似ているランタンとして名前の上がった商品

スポンサーリンク

スポンサーリンク

出典:www.amazon.co.jp
こちらは『E.Thomas & Williams』のランタン。聖火ランタン同様に真鍮製です。Amazonではお値段33000円で販売されていました。

Amazon掲載の商品説明文によれば、この会社のランプはイギリス皇室にも献上されている高級品なのだそう。
出典:www.amazon.co.jp
こちらはジェイディー・バーフォードのランタン。真鍮製でお値段19000円。

Amazonの口コミ評価を見たところ、『E.Thomas & Williams』と比較して、こちらは一回り小さいようです。

また、「背面に火を吹き消す穴が開いており、屋外で使うとそこから風が入り勝手に消えてしまう」というデメリットが指摘されていました。

上記のランタンを使用している様子

出展:Youtube

マイナーズランプ JD バーフォード社製 鉱夫のランタン 男のソロキャンプ

一年くらい前に買ったマイナーズランプの紹介です。カンブリアランタンの中ではレプリカと言われている物で、不便な点があるものの、作りは...

出展:Youtube

天空の城ラピュタ『パズーのランタン』で有名なE Thomas & Williamsのお洒落なカンブリアンランタンを購入したのでレビューと解説・感想!!

カンブリアンランタン #オイルランタン #お洒落ランタン #E Thomas & Williams ▽こちらの方が見やすいです https://youtu.be/8IZ30k6ZKEc 生まれ年と同じ1981年...

聖火ランタンに対するネットの反応

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

趣味の新着

直木賞候補!朝倉かすみ著『よむよむかたる』:読書会が照らす人生の温もり

小樽を舞台にした、高齢者読書会を巡る心温まる物語『よむよむかたる』。読書を通し、...

直木賞候補『藍を継ぐ海』:時を超えて心に響く物語

伊与原新氏の最新作『藍を継ぐ海』は、科学と人間ドラマが織りなす感動的な短編集です...

芥川賞候補に竹中優子著『ダンス』:職場と心の葛藤を描く物語

竹中優子さんの小説『ダンス』は、職場の人間関係と自己の感情が複雑に絡み合う様子を...

芥川賞候補に!乗代雄介著『二十四五』:喪失と再生の物語

芥川賞候補にもなった乗代雄介氏の『二十四五』は、亡き叔母の記憶を辿る旅を描き、喪...

直木賞候補!欲望渦巻く古都の闇:月村了衛『虚の伽藍』徹底解剖

直木賞候補作『虚の伽藍』を徹底的に読み解く!欲望と野心が交錯する仏教界の裏側、若...

直木賞候補!時代の変遷と刀の美:荻堂顕『飽くなき地景』の魅力

直木賞候補にもなった荻堂顕氏の『飽くなき地景』は、昭和から現代の東京を舞台に、一...

アクセスランキング

【動画】静岡県沼津市 覚せい剤所持の男女2人を逮捕! 盗難車で逃走、周囲の車に突撃して突破図る

 沼津署は13日、公務執行妨害の疑いで、住所不定職業不詳の男(38)を、公務執行...

【106巻】青山剛昌の名探偵図鑑

名探偵コナンに描かれた名探偵図鑑をまとめてみました。 現在【106巻】まで発売さ...

【事故】栃木県新4号バイパスで多重事故発生、大規模な渋滞

1月18日、栃木県上三川町の新4号バイパスで複数台が絡む多重事故が発生しました。...

【文豪ストレイドッグス】各キャラの性格・能力名の元ネタとなった文豪・文学作品のまとめ!

アニメ『文豪ストレイドッグス』には太宰治、宮沢賢治など実在した文豪と同一の名前を...

【事故】東海北陸道で車両火災発生、岐阜県内で渋滞

1月18日、東海北陸自動車道下り線で車両火災が発生し、岐阜県内のぎふ大和ICから...

【事件】関越道下り赤城PA付近で多重事故発生、交通規制

1月18日、関越道下り赤城PAから赤城高原SA付近のトンネル内で5台が絡む玉突き...

まとめ作者