【ウマ娘 プリティーダービー】強さが大体分かる!各キャラの重賞レース勝利数ランキング!
各キャラの強さがわかっていたほうがアニメを楽しく見られるという人もいると思うので、各キャラが史実でどのぐらい重賞レースを勝ったかを調べて、ランキング形式でまとめてみました。レース結果についても言及しているのでネタバレが嫌な人はご注意を。最弱は連敗しまくったあの人、最強は王冠をかぶっているリギルの…。
10位:グラスワンダー
ウマ娘では怪我に泣かされている、か弱い女の子みたいに描かれています。確かに史実でも骨折をしてレースに出られない時期があったのですが、怪我が治って調子を取り戻してからは、2連勝、2位、3連勝という好成績を上げました。強いときは本当に強かったので、ネットでは「グラス最強」というフレーズが半分ネタ半分本気で使われています。スペシャルウィークから見れば、ラスボスのような存在です。見た目に騙されてはいけません。
11位:ダイワスカーレット
ウマ娘世界では貴重な牝馬です。同じく牝馬のウオッカとは同期で、5回同じレースに出ています。G1勝利数で比較するとウオッカ7勝、ダイワスカーレット4勝なので差があると言わざるをえませんが、意外にも直接対決ではダイワスカーレットの3勝2敗です。そのためか、ウオッカよりダイワスカーレットのほうが強いと評価する人も珍しくありません。ウマ娘で両者がいつも喧嘩しているのはそういった状況を踏まえた描写と思われます。
12位:トウカイテイオー
ウマ娘ではシンボリルドルフに憧れる後輩キャラになっていますが、史実ではシンボリルドルフの息子でした。デビュー後、無敗のまま皐月賞、日本ダービーを勝ち、このまま菊花賞にも勝ってシンボリルドルフ同様に無敗の3冠を達成かと騒がれました。しかし、骨折してしまい達成できず。その後も故障に悩まされ、シンボリルドルフほどの活躍はできませんでしたが、363日休養後に有馬記念で優勝し、奇跡的な復活を遂げたのは有名です。363日休養後にG1勝利という記録はいまだに誰も破ることができていません。
13位:エルコンドルパサー
ウマ娘では1話のリギル入部テストで断トツの1位をとっていました。史実においても、スペシャルウィーク、グラスワンダーとそれぞれ1度対決し、どちらにも勝っているので、世代最強という評価を受けています。その後、海外遠征に出かけ、日本のレースに戻ることなく引退。スペシャルウィークから見れば、勝ち逃げされたという感じでしょうか。
この馬の凄いところは、12戦(海外での4戦を含む)して常に1着または2着だったということです。もっと多くのレースに出場していれば、成績も伸びていたのでは?と思うところですが、当時、外国産馬は出場できるレースが制限されていたので仕方ありません。
1999年に凱旋門賞でモンジューと接戦を繰り広げて2着になったことが評価され、国際レーティングで134ポンドがつけられました。これは現在でも日本馬の最高数値となっています(2006年のディープインパクトでさえ127ポンド)。国際レーティングについては欧州馬と接戦すると高く出る傾向があるので参考程度にしかなりませんが、しかし、2400mならディープインパクトよりエルコンドルパサーが上だと評価する人をときどき見かけるので、かなり強かったことは確かです。
14位:ヒシアマゾン
牝馬かつ外国産馬でありながら、重賞6連勝という記録を持っています(最高記録はオペラオーの8連勝)。1994年には牡馬に混ざって有馬記念に出走し、当時の最強馬、ナリタブライアンに勝負を挑みました。敗れはしたものの3着以下を大きく引き離しての2着だったため、すごく強い牝馬という印象を残しました。現在となっては、もっと強い牝馬が多数現れたため、ヒシアマゾンの印象は薄くなっていますが、1990年代においては最強の牝馬はヒシアマゾンかエアグルーヴと言われていました。ウマ娘でエアグルーヴとコンビでスタート・ゴール役をやっているのはそのせい?
15位:エアグルーヴ
G1で2勝というところはヒシアマゾンと同じですが、ヒシアマゾンの場合はどちらも牝馬限定戦でした。エアグルーヴは牡馬も出場する天皇賞(秋)での勝利を含んでいるので価値が高いです。天皇賞(秋)を勝った1997年には牝馬としては27年ぶりに年度代表馬に選ばれました。別称は「女帝」。ヒシアマゾンとは直接対決が無かったので、どっちが強いのかについては意見の割れるところです。
16位:セイウンスカイ
ウマ娘では普段はぼんやりしているけど本当は策略家でけっこう強いキャラとして描かれています。史実でも大体そんな感じです。血統が悪く、全然期待されていなかったのですが、巧妙な作戦で皐月賞と菊花賞を勝ち、一気に評価が上がりました。ただ、その後はG1レースに勝つことはなく、スペシャルウィークの世代では4番手という位置づけです。スペシャルウィークにとってみれば、中ボスのような存在。
17位:サイレンススズカ
「あれ、ウマ娘では超強い先輩として描かれているのに実績は大したことない…?」と思った人が多いはず。なぜそうなっているかというと、覚醒して6連勝して、さあ7連勝というところでレース中に骨折して予後不良となってしまったためです。現在でも中距離の最強馬として名前が挙がることが多く、故障がなければどれだけの成績を残していただろうと惜しまれる存在です。スペシャルウィークと戦ったことはありませんが、エルコンドルパサー、グラスワンダーとは毎日王冠で戦っており、きっちり勝っています。
18位:キングヘイロー
当時の馬の中ではぶっちぎりの良血馬で、デビューから3連勝したため、期待されていました。しかし、スペシャルウィークやセイウンスカイ、グラスワンダーといった同世代のライバルが強くて勝てず、なかなかG1優勝に手が届きませんでした。それでもめげずにひたすらレースに出走し続け、ついに21戦目の高松宮記念でG1初優勝!ウマ娘ではプライド高いお嬢様という見た目なので想像しづらいと思いますが、これから先、苦労して挫折を乗り越えていくことになるのです。
19位:フジキセキ
ウマ娘では最強チームのリギルに所属しています。そのわりに成績がしょぼいわけですが、それはデビューして1年も経たないうちに屈腱炎を発症して引退してしまったためです。持っていた素質は凄まじく、出たレースはすべて楽勝でした。故障しなければ3冠馬になっていたと言われ、「幻の3冠馬」と呼ばれました。
誕生:1995年
通算:15戦9勝
G1:4勝
G2:3勝
G3:0勝
他 :2勝