【ラブライブ!サンシャイン!!】なぜ桜内梨子は音ノ木坂出身なのにμ'sを知らないのか?考察まとめ!

音ノ木坂学院を廃校の危機から救ったμ's。少なくとも音ノ木坂学院では知名度は抜群に高いはずです。しかし、1話での梨子はμ'sを知らない様子でした。そのため、知らない理由は何なのかとネット上では考察が盛んです。そこで、現在までに出ている説を整理してまとめてみました。嘘ついてる説、μ's数年前説など!

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謎1:スクールアイドルを知らない

出典:matomame.jp
二人で海に落ちた後の会話

千歌「そうだ、じゃあ誰かスクールアイドル知ってる?」
梨子「スクールアイドル?」
千歌「うん、ほら、東京だと有名なグループたくさんいるでしょ?」
梨子「何の話?」

スクールアイドルという単語すら聞いたことがないという雰囲気なのは少し変な感じですが、これだけなら芸能関係の話題に興味がない子なのだと納得できなくもありません。しかし…。

謎2:μ'sを知らないし、μ'sが着てた制服にも無反応

出典:matomame.jp
千歌からμ'sの画像を見せられて…。
出典:matomame.jp
梨子「うーん、これが…」
千歌「どう?」
梨子「どうって、なんというか、うーん、普通?あ、いえ、悪い意味じゃなくて、アイドルって言うから、もっと芸能人みたいな感じかと思ったっていうか」

μ'sと同じ音ノ木坂学院の出身であるはずの梨子がμ'sを知らないというのはかなり不自然です。また、仮にμ'sを知らないにしても、μ'sの制服が自分が着ていた制服と同じなことについて、何もコメントしないのも変な感じです。

謎3:千歌の誘いを即座に断る

出典:matomame.jp
転校初日、教室で梨子が自己紹介した直後のやりとり

千歌「一緒にスクールアイドル始めませんか?」
梨子「ごめんなさい」

スクールアイドルについて何も知らないはずなのに、全く話を聞くことなく即座に拒否するのはちょっと変な感じです。

これら3つの謎についてネットで考察が進められ、いろんな説が出ているので、それぞれ解説していきます。

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説1:梨子は知らないふりをしているだけ

出典:matomame.jp
何も知らないというのはさすがにおかしいので、知っていて知らないふりをしているだけではないかという説です。知らないふりをしている理由については以下のようなものが考えられます。

・音ノ木坂学院でスクールアイドルから作曲をしつこく要求されたのではないか。曲がうまく作れなくなってるのもそのせいでは?

・梨子は音ノ木坂学院で美術部員だった。そして前作ラブライブでは穂乃果たちのミスで美術部の予算支給が撤回されたという事件があった。この事件で梨子はスクールアイドルに悪い印象があるのでは?
桜内梨子のセリフ 『電撃G's magazine 2015年9月号』から

ただ私は秋葉原に住んでいたっていうだけで、そんな華やかなこととは全然縁のない、ただの美術部員で
引用元:ja.lovelive-sunshine.wikia.com(引用元へはこちらから)

説2:梨子はあまり学校に通っていなかった

出典:prcm.jp
知らないふりをしているわけではなくて、学校にあまり通っていなかったからμ'sについて知らないのではという説です。下記のように、美術室で静かに過ごしていたという情報もありますし、たまに学校に登校しても一人で過ごすことが多かったのなら、μ'sを知らなくても変ではありません。
桜内梨子 はじめましてのご挨拶

いつも美術室の片隅で静かに絵を描いていた地味な私がこんな風にアイドルになる日が来るなんて夢にも思っていなかったけど地味は地味なりに一生懸命頑張ります

※「君のこころは輝いてるかい?」音声トラック
引用元:lovelive-sunshine.info(引用元へはこちらから)
ただ、アニメ本編では梨子は「私ずっとピアノばかりやってきたから、そういうの(スクールアイドル)疎くて」などと発言しており、美術の話題は全く出てきていません。アニメ放送前とは設定が変わった可能性もあります。

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説3:サンシャインではμ'sの知名度がかなり下がっている

出典:matomame.jp
1話冒頭で、1年生の頃の千歌が秋葉原の街頭テレビでμ'sを見るシーンがありました。
出典:matomame.jp
続けて、テレビにはsecond winnerという表示が出ていました。
出典:matomame.jp
さらに1話中盤の回想シーンでμ'sの姿がテレビ画面に映っていました。これらを見ると、サンシャインでもμ'sの人気は高いままだと考えたくなります。

しかし、このテレビはただ単に歴代のラブライブ優勝者を初代から順に紹介していただけだった可能性があります。もしこの後、third winner、forth winnerというように、その後の優勝者がたくさんテレビに映ったのだとすれば、μ's優勝から数年以上経っていることになります。であれば、μ'sの知名度は前作ラブライブのときより下がっていると予想され、梨子がμ'sについて知らなくても全くおかしくはなくなります。

そもそも梨子が嘘をついているような演出がない

出典:matomame.jp
1話では、千歌のスクールアイドル申請を却下した後にダイヤが物憂げな様子を見せたり、果南がスクールアイドルと聞いて顔を曇らせたりしていました。

これらの演出を見るに、サンシャインでは何か隠し事をしているキャラがいれば、視聴者に分かるように演出をしていると考えられます。

しかし梨子の場合は…。
出典:matomame.jp
全体的にぽかんとした表情が多く、隠し事をしている雰囲気ではありません。本当にμ'sについて知らないのだと考えるのが自然ではないでしょうか。千歌の誘いを即座に断ったのも、アイドルのような派手な活動が苦手だっただけではと考えられます。またμ'sの制服に気づかなかったのは服ではなく顔に注目していたとか、μ'sの制服デザインは東京ではわりと一般的であるといった可能性が考えられます。

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補足:リボン疑惑

出典:matomame.jp
梨子が音ノ木坂学院で着ていた制服のリボンの色は水色でしたが、このリボンは…。
出典:lovelive.blomaga.jp
μ'sの1年生メンバーがつけていたリボンと同じです。もしかして梨子とμ'sの1年生は同年齢なのではと思いそうになるところです。しかし、音ノ木坂学院のリボンは入学年度によって決まるわけではなく、学年固定になっています。したがってリボンから分かるのは、梨子が1年生のときに音ノ木坂学院にいたということだけで、梨子とμ'sの年齢差を推測することはできません。
<国立音ノ木坂学院>
ネクタイの色は学年ごとに固定されており、1年生は水色、2年生は赤色、3年生は緑色。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)
出典:anicobin.ldblog.jp/archives/49045211.html
希や絵里も1年生のときは水色ネクタイでした。

説4:ぶっちゃけ脚本家はそこまで細かく考えてない

脚本家が無能だから整合性がとれていないということではなくて、前作との整合性をとろうとしすぎるとストーリーを作りづらくなるから、あえて適当にやっているという可能性が考えられます。μ'sが何年前の話なのかをぼかしているのもわざとなのかもしれません。

解答編:スランプが全ての原因だったと考えるのが自然か?

出典:matomame.jp
2話で梨子のピアノのスランプがかなり深刻だったことが明かされました。このスランプによって大体の疑惑は説明できそうです。

まず、千歌の誘いを即座に断った件については、スクールアイドルなんてやってる暇が無いから、と本人が説明していました。

μ'sやスクールアイドルを知らない件についても、ピアノのことしか考えていなかったからだと説明できます。

音ノ木坂学院の制服に無反応だったのも、スランプがひどくて人の話を真剣に聞く余裕が無かったからだと説明できます。

もちろん、他の説が完全に否定されたわけではありませんが、スランプ説で説明するほうが自然と思います。

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2話の疑惑シーンについて補足説明

出典:matomame.jp
2話では梨子がスマホでμ'sの曲を聞くシーンがありました。このシーンを見て、やっぱり梨子はμ'sを知っていたのでは?と思った人もいるかもしれません。

が、このシーンの梨子は動画サイトでμ'sの曲を検索して聞いていただけです。知らないからこそ調べて聞いてみたのだと思われます。

その後、μ'sの曲を自分でピアノ演奏しつつ歌っていたのはびっくりですが、音楽の才能があるから一瞬で耳コピできたというだけで、元から知ってたわけではないはずです。

結論

1話での梨子の反応には不自然に見える部分がありました。そのため、梨子が嘘をついているとか、不登校だったとか、μ'sが衰退したなどの説が出ました。しかし、2話で梨子のスランプが深刻だったと明らかになりました。梨子はスランプを脱することしか考えていなかったから、それ以外のことに興味がなく、不自然に見える反応をしてしまったと考えるのがよさそうです。

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