立憲民主党の注目候補だった今井るる氏が自民党から推薦を受けると発表したことで、泉代表は「背信行為だ」と激怒している。しかし身内議員からも「執行部がだらしないから」と苦言を呈され、野党支持者からも今井氏の鞍替えに理解を示す声が聞かれる始末。候補者に見捨てられる政党にした泉代表の責任は重い。
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彼女は民主党政権当時は中学生であった。時は巡り、今の野党第一党の立憲民主党と与党第一党の自民党の境界線はすっかり薄れている。今井氏の世代にとって、立憲も自民も、野党も与党も、さしたる違いがあるようには見えないのだ。
とくに野党各党が激しく批判した安倍晋三元総理が急逝した昨年夏以降、立憲は「自公の補完勢力」と批判してきた日本維新の会と和解し、さらには自民党に急接近した。
国民世論が反対する「安倍国葬」に立憲最高顧問の野田佳彦元総理は参列し、野党共闘の目玉公約であった消費税減税は間違いだったと枝野幸男前代表は言い放った。統一教会の被害者救済法案は被害弁護団から「実効性がない」と批判される内容でも賛成し、憲法の専守防衛を逸脱する「敵基地攻撃能力の保有」(米国製の長射程ミサイル・トマホークなどの購入・配備)も容認する方向だ。
しかも泉代表は「次の次の衆院選で政権交代を目指す」と明言し、次の衆院選での政権交代を早々と諦めてしまった。政権交代をめざす意思のない野党第一党のもとで、与野党が一騎打ちを繰り広げる小選挙区制度の衆院選が行われる意味がどこにあるのだろう。立憲の面々がめざしているのは自公政権打倒ではなく、自分たちの議員バッチを守ることだけではないのか。
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立憲も維新と同様、「自公の補完勢力」と化し、与党と野党の中間に位置する「ゆ党」に成り果てている。現に民主党政権崩壊後、野党第一党から自民党へ移る国会議員は後を立たない。今の松本剛明総務相、前の山口壮環境相、細野豪志元環境相、長島昭久元防衛副大臣…。
そのなかで、今井氏のように政治的に未熟な候補者たちが「打倒・自公」よりも「議員バッチを得ること」を優先し、そのためには当選確率の高い自民党へ鞍替えしようという発想になるのは、驚くに値しない。彼女は自分が当選することを最優先してきた野党第一党の国会議員を真似ただけである。
今井氏にとって政党とは、立憲議員の多くと同様に、自らが議員になるための手段に過ぎず、自民でも立憲でも同じなのである。無所属新人が初当選後に自民党入りして清和会と宏池会のどちらの派閥に加わるのかという選択とさして変わりはない。今井氏の愚かな行動を通じて「ゆ党」化した立憲の実像、二大政党政治の崩壊が可視化されたに過ぎない。
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俳優でタレントの松尾貴史(62)が10日、ツイッターを更新。立憲民主党から離党し自民党推薦として岐阜県議選に出馬予定の今井瑠々氏(26)に言及した。
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松尾は今井氏の動向についての投稿を引用した上で「あの代表にあの前代表の振る舞い、自民との違いが段々なくなってきてしまったのだから、今井るる氏のような人が出てくるのはさもありなんだなあ」と泉健太代表、枝野幸夫前代表の言動に言及。
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泉代表は8日、テレビ番組で日本維新の会との連携を表明。枝野前代表は昨年末、立民の消費減税公約について「間違いだった」と発言し、それぞれ批判を浴びている。
その上で今井氏について「元々義憤や使命感などはなく、政治家になる事は単なる就職活動に過ぎないのだろうから。もちろん私の選挙区だとしたら、どの党から出ても投票しないが」と冷ややかな見方をしている。
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一昨年の衆院選で岐阜5区に立憲民主党から全国最年少の25歳で立候補した今井瑠々氏(るる=26)が、4月の岐阜県議選多治見選挙区(定数2)に同党を電撃離党し自民党からの鞍替え出馬表明に〝珍現象〟が起きている。
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今井氏の立憲離党騒動をめぐっては、批判よりも自民党からの県議選立候補に応援の声が上回っていた。
前出の自民党関係者は「今井氏のツイッターには『出馬を応援します!』というメッセージが圧倒的に多く寄せられており、われわれを驚かせています。今井氏は最も重い除名処分を立憲に下される可能性があります。しかし、地域の課題の解決にために地方議員を目指す離党ならばと、地元の有権者に理解されている状況です」と指摘した。
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立憲は昨年、アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの市井紗耶香が、参院選比例代表の公認候補として立候補を辞退する騒動にも見舞われていた。
政界関係者は「日本維新の会の参院議員で元五輪選手の松野明美氏も立憲熊本県連から、昨年の参院熊本選挙区からの出馬要請を辞退しています。著名人、今井氏のような話題の候補者が政治家を志す場合、与党で活動しないと自身の政策が実現できません。今の自民党も野党が弱いからとあぐらをかいていてはしっぺ返しを食らうかもしれませんが、期待の候補者に三下り半を叩きつけられた立憲も情けないです」と語った。
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骨の髄まで朝日新聞に染まった左翼記者だ。
そんな左翼記者ですらも擁護できないほどに立憲民主党は落ちぶれているようだ。