長崎県（ながさきけん）
長崎県知事選挙（2022年2月20日投票）
告示日：2022年2月3日
投票日：2022年2月20日
定数 / 候補者数：1 / 3
執行理由：任期満了
有権者数：1,106,346人
投票率：36.03％

2022年2月20日投票の長崎県知事選挙は、いずれも無所属から、4選を目指す現職の中村法道氏（71歳）と、医師の新人・大石賢吾氏（39歳）と、食品会社社長の新人・宮沢由彦氏（54歳）が立候補。現新三つどもえ戦となっています。なお、中村氏と大石氏に対する支持が自民党県連内で割れ、保守分裂選挙となっています。

【石木ダム問題】
明かな人口減による水道給水実績の減少にもかかわらず、過大な将来の給水量増大の見積もり。ダムの建設予定地が川棚川流域の１１％に留まり、洪水防止に役立つとは言い難いとの専門家の指摘。こうした中での「石木ダム建設計画の進行」は大きく問題視されています。

中村 法道（なかむら ほうどう）氏

中村 法道（なかむら ほうどう）氏［無所属現職：71歳］

プロフィール（経歴）
元副知事・日本赤十字社県支部長。履歴：県農林部長・総務部長。学歴：長崎大卒。

公約・政策・主張
県民所得向上対策や人口減少対策などに注力し、企業誘致などによる雇用創出が１万人を超え、移住者数も10倍増との、３期１２年間の実績をアピール。少子高齢化による４万人の人口自然減拡大に対し、更なる施策の強化を強調。コロナ感染症対策と経済対策・若者や女性の視点を県政に生かし誰もが活躍できるようなダイバーシティ社会づくり・DX化（デジタルを活用した業務改革）による産業振興・造船業に代わる基幹産業育成のために企業誘致などに全力を注ぐ・若者に魅力を感じてもらえる拠点整備に尽力する、としています。

大石 賢吾（おおいし けんご）氏

大石 賢吾（おおいし けんご）氏［無所属（維新推薦新人：39歳］

プロフィール（経歴）
医師。履歴：厚生労働省医系技官・日本医療研究開発機構職員。学歴：千葉大院卒。推薦：維新。

公約・政策・主張
人口減少などさまざまな課題がそのまま。コロナ禍が２年経過したにもかかわらず「行動制限」一辺倒の対応は、県民に負担を強いており、経済活動も医療も保てないギリギリの状態と、現県政を指摘。自ら足を運び、県民の声を聞き、元気の良い長崎県を作っていくと訴えています。

宮沢 由彦（みやざわ よしひこ）氏

宮沢 由彦（みやざわ よしひこ）氏［無所属新人：54歳］

プロフィール（経歴）
株式会社食と関係価値研究所代表取締役。履歴：日本生活協同組合連合会職員。学歴：上智大卒。

公約・政策・主張
長崎県は企業がSDGs（持続可能な開発目標）の理念に合っているかどうかの登録制度をスタートさせたが「石木ダム計画」のSDGs適合を検証するべき、と指摘し、諫早湾（干拓）、カジノ、宇久島のメガソーラー、風力発電とさまざまな課題をかかえる県政の実情を訴えています。そして、経営者としての経験を活かし、長崎県を前進させたいとしています。

【政治山】長崎県知事選挙2022の結果発表▼▼

【選挙ドットコム】長崎県知事選挙2022の結果発表▼▼

【長崎県の選挙ページ】長崎県知事選挙2022の結果発表▼▼

開票の結果を掌握するのは、長崎県の選挙管理委員会ですが、その結果が自治体のホームページに反映される時間は、自治体によってまちまちです。総選挙のように、時間帯を区切ってリアルタイムに公表する場合もあれば、開票日の翌日になってから反映される場合もあります。

開票結果が判明する時間帯は、午後８時以降、午後１１時から午前０時前までには判明、というケースが殆どです。あとは、公表がいかに早くなされるかです。

ＮＨＫや大手新聞各社がネット配信するニュースが最も早い傾向にありますが、選挙のポータルサイトが先行するケースもあります。選挙のポータルサイトで有名なのが、「政治山」と「選挙ドットコム」ですが、選挙ドットコムの配信の方が早い傾向にあります。

新聞社などのネット配信
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選挙ポータルサイト
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自治体のホームページ

日本の九州地方に位置する長崎県（ながさきけん）は、面積が4,130.88平方キロメートルあり、総人口 1,293,954人（2022年1月1日現在推計）を擁しています。県庁所在地は長崎市です。五島列島・壱岐島・対馬などの数多くの島々からなり、４７都道府県中で最も島が多いことで知られています。また、多島かつリアス式海岸を多く擁し、海岸線の長さもほぼ、４７都道府県中トップとされています。