トリドールHD、中華圏進出加速!「肉のヤマ牛」上海に初上陸
トリドールHDが運営する切りたて牛肉専門店「肉のヤマ牛」が、上海に初出店。日本のポップアップ店の成功を受け、中国市場への本格進出を開始。グローサラント業態で、焼き立ての牛肉丼を提供。
トリドールHD、中華圏進出加速!「肉のヤマ牛」上海に初上陸
株式会社トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)は、切りたて牛肉専門店「肉のヤマ牛」の中国本土1号店を上海にオープンしました。4月に香港でポップアップストアを展開し、その成功を受けての進出となります。
「肉のヤマ牛」は、店内でカットした新鮮な牛肉を炭火で焼き上げた「炭火仕上げの牛カルビ焼肉丼」が看板メニューのグローサラント業態です。日本の店舗では、常に切りたての牛肉の美味しさを提供することにこだわり、地元客から人気を集めています。
上海1号店となる「山牛将889広場」は、オフィス街と住宅街が隣接するショッピングモール「889広場」地下1階に位置しています。オフィスワーカーのランチ需要と、家族連れ客の週末需要を見込んでいます。
店舗では、日本と同じように店内で肉をカットし、焼き立ての焼肉丼を提供しています。メニューには、定番の「炭火仕上げの牛カルビ焼肉丼」に加え、子供向けに「炭火仕上げのハンバーグ」など、現地オリジナルメニューも用意しています。オープン記念として、焼肉丼(並)を特別価格で提供しています。
オープン初日は、家族連れや地元住民が列をなす賑わいを見せました。平日は、オフィスワーカーがランチに訪れ、テイクアウトを利用する人も多く見られます。
トリドールHDは、今後も「肉のヤマ牛」のグローバル展開を加速させ、世界中の人々に「食の感動体験」を提供していくとしています。
トリドールHDが展開する「肉のヤマ牛」の上海進出は、同社のグローバル戦略における重要な一歩と言えるでしょう。中国は、世界で最も大きな食市場の一つであり、近年は、日本食に対する関心も高まっています。
「肉のヤマ牛」は、新鮮な牛肉を目の前で調理するライブ感と、炭火で焼き上げる香ばしい香りが魅力です。これらの要素は、中国の食文化にも共通点があり、現地の人々に受け入れられる可能性が高いと感じます。
ただし、中国市場では、すでに多くの飲食店が存在しており、競争も激しい状況です。トリドールHDは、日本での成功をベースに、中国市場に合わせた商品開発やマーケティング戦略を展開していく必要があるでしょう。
今回の上海進出が成功すれば、トリドールHDは、中国市場における更なる事業拡大を加速させることができると予想されます。今後の展開に期待したいところです。