5月28日、警報級の大雨が岡山県内を襲い、岡山大学のキャンパスが一部水没する事態が発生しました。学生たちのSNS投稿が相次ぎ、現場の状況や大学の対応について様々な意見が飛び交いました。

「岡山大学の規定では大雨警報は休講事由に該当しませんが、公共交通機関の運休は以下の事由に該当し、公欠となる可能性があります！授業担当の先生に問い合わせする際は以下のホームページの引用元をご参照されると良いかと思います。帰宅できなくなる前にまずはご自身の安全を優先しましょう⚠️」と、学生メディアが注意を呼びかけました。しかし、大学側の規定に対する不満の声も多く上がっています。

「もう帰宅できない覚悟で授業受けてやるわ」と、水浸しの中で授業を受けざるを得ない状況に対する嘆きの声が聞かれました。また、「岡山大学『SDGs4質の良い授業をみんなに届けなければっ…！(大雨であっても通常授業)』」と、大学の強硬な授業実施方針に対する皮肉も見られました。

さらに、「岡山大学って侍を育てる学校だから、当然警報が出ようが休講しない」というコメントからも、大学の姿勢に対する学生たちの不満が感じられます。大雨の中でも通常授業を行う大学の方針が、学生たちの安全よりも授業を優先するものとして批判されています。

一方で、キャンパス内の緊急事態も報告されています。「理学部棟前に救急車来てる」という投稿や「あ、人が運ばれてきた」というコメントがあり、実際に負傷者が発生していることが伺えます。大雨による影響で、緊急対応が必要となる事態が起きていることが明らかになりました。

このような状況の中、学生たちは自らの安全を確保しつつ、授業への出席や帰宅の判断を迫られています。大学側には、学生の安全を最優先に考慮した柔軟な対応が求められています。「帰宅できなくなる前にまずはご自身の安全を優先しましょう」という呼びかけに応じて、多くの学生が安全確保のために早めの帰宅を試みています。

岡山大学の対応については、今後も議論が続くことが予想されます。大雨による影響が続く中で、大学の方針がどのように変化するか、学生たちの意見をどのように反映していくかが注目されます。

学生たちのSNS投稿からは、今回の大雨による影響がいかに大きいかが浮き彫りとなりました。大学側は今後、学生の声をしっかりと受け止め、適切な対応をとることが求められます。