2024年03月23日更新
ハウス食品 シチュー 全国調査

【シチュー】ハウス食品が“わけかけ論争”を全国調査!結果は?「かける派だゎ〜」

温かいシチューが恋しい季節になったが、クリームシチューとごはんを「わけて食べる」のと「かけて食べる」のでは、どちらがお好みだろうか。 ネットでたびたび激論が巻き起こるこの「わけかけ論争」に、1966年からシチュー製品を発売しているハウス食品が一つの答えを出した。

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温かいシチューが恋しい季節になったが、クリームシチューとごはんを「わけて食べる」のと「かけて食べる」のでは、どちらがお好みだろうか。

ネットでたびたび激論が巻き起こるこの「わけかけ論争」に、1966年からシチュー製品を発売しているハウス食品が一つの答えを出した。

全国の10代~60代の男女180人ずつ合計8460人を調査したところ、自宅でクリームシチューをごはんと食べるときの食べ方は、「わける派」が68.0%、「かける派」は32.0%でわけて食べる人がダブルスコアで多いことが分かったのだ。その一方で、年代別では大きな“変化”も見られたという。


10代では「かける派」が過半数
年代別に見ると、60代は「わける派」が87.0%と圧倒的に多く、年代が下がるとともに割合が減少。10代ではついに「かける派」が51.3%と過半数を超えていた。この結果について同社は、若年層で「かける派」が多いことから今後「かける派」が拡大していくことも考えられると推測している。

また都道府県別に見ると「わける派」が多いベスト3は、鳥取県(80.2%)、島根県(79.5%)、富山県(78.9%)。「かける派」が多いのは沖縄県(61.7%)、青森県(49.6%)、東京都(48.5%)という順だった。

沖縄県で「かける派」が断然多かったことについて同社は、タコライスなどの「混ぜて食べる」食文化があることで、ワンディッシュの習慣が根強いと考えられると分析している。また、この沖縄県を除くと「かける派」の上位は東日本に集中している。

実は同社は2016年にも、この「わけかけ論争」について、投票を呼びかけたことがある。集計方法が異なるため単純な比較はできないが、この時は「わける派」(58%)、「かける派」(42%)で、やはり「わける派」の方が多かったそうだ。

東日本は「ごはんに具材をかける」のを好む
では、なぜ改めて今回「わけかけ論争」を調査したのか? 「かける派」が東日本に多いのはなぜなのか?ハウス食品の担当者に聞いた。

――今回改めて「わけかけ論争」を調査したのはなぜ?

2016年に投票を実施して以降も、「わけかけ論争」は継続してお客様の間で話題にあげていただいているトピックスでした。昨今、食の環境もより多様化している中で、改めてお客様の実態を知りたいと考え、今回調査を実施いたしました。

――若い人ほど「かける派」が多く、高齢になるほど「わける派」が多い理由は?

“どう食べるか”というのは、過去のご家庭での経験や、食習慣に影響されることが多いため、ご高齢になればなるほど、「シチューは分けて食べる」という習慣が多かったのではないでしょうか。

若い世代については、食文化の多様化、多様なメニューを経験していることもあり、シチューをかけることに抵抗が少ないのではないかと考えられます。給食での経験、というのも一つの要因かと思います。

また、かけることにより「ワンディッシュ」で済みますので、「洗い物が減る」という利便性も感じているのかもしれません。

――「かける派」が東日本に集中して、「わける派」が西日本に多いのはなぜ?

クリームシチューをごはんとわけるかかけるかは東西の食文化の違いによるものと思われます。調査結果より、東日本ではクリームシチューをごはんに「かける派」が多いという特徴が出ていましたが、クリームシチュー以外のごはんにかける食べ物としてカレールウ消費量や牛丼店舗数を見ると、どちらも上位に東日本の県が多く、東日本の方がごはんに具材をかけるのを好んでいる様子がうかがえます。

――ハウス食品が最初に「シチュー」を発売したときは、「わける/かける」のどっち想定だった?

当時、ごはんと一緒に食べることを意識した味の設計をして発売をしておりますので、ごはんと食べるシーンはもちろん想定していたはずですが、食べ方で「わける」「かける」という話題になるところまでは、正直想定はしていなかったのではないかと思います。

2派閥ができた背景とは?
――なぜ「わける派」「かける派」の2派閥ができた?

もともとハウス食品としても、TVCMをはじめとするコミュニケーションでは、「分けて食べている」食卓を演出してきましたので、その影響もありシチューは「分けるもの」という意識の方が多いのではないかと思います。

また、そもそもシチューは「ごはんと食べる」という方が多いメニューです。「かける派」が生まれた背景として、ごはんにかけることで「洗い物が減る」という利便性があることに加え、定番メニューとしてシチューと並べて語られることが多い「カレー」と同じような食べ方になることも影響しているのではないかと考えています。

さらに、シチューはメインディッシュかサイドディッシュか、という観点でもお客様の間で意見が分かれます。「わける派」「かける派」はその認識によっても派閥が分かれていくのではないでしょうか。
引用元:news.livedoor.com(引用元へはこちらから)

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まとめ作者