【臨場感】TM NETWORKデビュー40周年ファイナル公演! 伝説のライブがWOWOWで蘇る!
TM NETWORKのデビュー40周年ファイナル公演「TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days ~YONMARU~」が、WOWOWで7月27日(土)午後8時より放送・配信される。
TM NETWORKデビュー40周年ファイナル公演! 伝説のライブがWOWOWで蘇る!
2021年に活動を再開し、精力的に活動を続けてきたTM NETWORK。2024年5月19日、神奈川・Kアリーナ横浜で行われたデビュー40周年ファイナル公演「TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days ~YONMARU~」は、3年にわたる活動を締めくくる、まさに集大成と言える公演だった。
会場には、メンバーと世代的に近いと思われるファンから、近年彼らの音楽に出会った新しい世代まで、幅広い層のファン2万人が集結。開演前から熱気に包まれた会場は、定刻を過ぎると、舞台を覆う幕の向こうに現れたTM NETWORKの姿に、さらに大きな興奮と熱狂に包まれた。
ライブは、国民的アンセム「Self Control」からスタート。時代を超えて色褪せないそのサウンドは、オーディエンスの心を一気に掴む。その後も「Maria Club」「1974」など、TM NETWORKの代表曲を次々と披露していく。
ライブ中盤には、1988年に発表されたアルバム『CAROL』収録曲を組曲として披露。近未来のストーリーを音楽で表現したこのアルバムは、当時、映像技術の限界から、完全な形で表現することができなかった。しかし、今回の公演では、AI技術を駆使することで、ようやく当初の構想を実現。観客は、まるで映画を観ているかのような、幻想的な世界に引き込まれていった。
ライブ終盤では、「Whatever Comes」「RAINBOW RAINBOW」「Get Wild Continual」など、彼らの代表曲に加え、新旧のファンを熱狂させるアップテンポな楽曲も披露。会場全体が一体となり、熱狂の渦に巻き込まれた。
ラストは、「Electric Prophet」で締めくくられた。10分近い壮大な楽曲が会場を包む中、スクリーンに映し出された宇宙から見た地球の姿は、新たな始まりのような印象を与え、観客の心に深い感動を残した。
今回の公演は、TM NETWORKがこれまで歩んできた道のりを振り返るとともに、未来への希望を感じさせる、まさに“伝説”と呼ぶにふさわしいライブだった。
TM NETWORKの40周年ファイナル公演を、WOWOWで観ることができると知った時、興奮を抑えきれなかった。彼らのライブは、楽曲はもちろん、演出やパフォーマンスも素晴らしく、いつも圧倒されてしまう。
今回のライブは、過去を振り返りながら未来を見据える、そんな印象を受けた。特に、AI技術を駆使して実現した『CAROL』の組曲は、まさに圧巻。映像と音楽が完璧に融合し、まるで映画を観ているかのような感覚に陥った。
また、最新曲と旧曲を織り交ぜたセットリストも素晴らしかった。懐かしい楽曲を聴くたびに、青春時代を思い出したり、彼らの音楽がどれだけ自分の心に深く刻み込まれているかを改めて実感したりした。
そして、彼らのライブの最大の魅力は、3人のメンバーが一体となって作り出す“TMサウンド”だ。小室哲哉の天才的なメロディー、宇都宮隆の力強い歌声、木根尚登の繊細なギタープレイ、それぞれの才能が融合することで生まれる音楽は、他に類を見ない。
このライブを観て、彼らの音楽の力強さと深さ、そして可能性を改めて感じることができた。これからも、彼らの音楽が時を超えて多くの人々に感動を与え続けてくれることを期待している。