国家安全保障局の前局長・北村滋氏がフランス政府から『レジョン・ドヌール勲章』を授与された。インド太平洋における日仏の連携強化に尽力したことが評価につながったという。日本においても安全保障・インテリジェンスのプロとして頼もしい存在の北村氏。今後もその手腕をおおいに発揮してほしい。
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フィリップ・セトン駐日フランス大使は6月3日、前国家安全保障局長兼内閣特別顧問で北村エコノミックセキュリティ合同会社代表の北村滋氏にレジオン・ドヌール勲章オフィシエを伝達しました。
フランス政府が、国に貢献した軍人や民間人に与える最も権威ある勲章です。直訳すると「名誉軍団勲章」で、1802年にナポレオン・ボナパルトが創設しました。幕末に薩摩藩はこの勲章をモデルにして日本初の勲章を作っています。
引用元:mainichi.jp(引用元へはこちらから)
この勲章はナポレオン・ボナパルトによって1802年の5月19日に創設されたものであり、平時戦時に軍人や文化・科学・産業・商業・創作活動などの分野における民間人の「卓越した功績」を表彰することを目的としています。
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北村は、およそ10年間にわたり、民主党・野田政権、第2次安倍政権、菅政権と3代の政権に仕えた。このうち内閣情報官を8年間近く、国家安全保障局長を2年近く務め、国家の情報収集と安全保障に携わった。
在任期間の多くが第2次安倍政権で、安倍総理からの信頼が特に厚いことで知られた。安倍の首席秘書官などを務めた今井尚哉と並ぶ最側近の1人に数えられる。
引用元:www.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
今般の叙勲は北村氏の卓越した業績と日仏友好関係の深化にたゆまず取り組んだ功績を顕彰するものです。
北村氏は1980年に警察庁に入庁、同庁の要職を歴任したほか、複数の県警察本部で現場を指揮しました。その中で在フランス日本大使館一等書記官として勤務するなど、フランス駐在歴も複数回あります。
引用元:jp.ambafrance.org(引用元へはこちらから)
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事実上の太平洋諸国として、フランスはインド太平洋地域の問題に関心を寄せている。 「同地域のフランス領には 160 万人が居住しており、20 万人のフランス国民がインド太平洋諸国に居住しています」。FORUM にそう語るのは、アジア太平洋海域フランス共同司令官(ALPACI)ジャン=マチュー・レイ(Jean – Mathieu Rey)とフランス領ポリネシアのフランス軍だ
引用元:ipdefenseforum.com(引用元へはこちらから)
フランスの EEZ(※排他的経済水域) は世界第2位の規模です。
様々な地域の EEZ の中でもフランスの太平洋におけるEEZは最大のものであり、延べ 680 万平方キロメートルがオーストラリアとメキシコの間に位置する4つのハブ拠点の周りに分布しています。それらの拠点とは クリッパートン島、フランス領ポリネシア、ニューカレドニア島、ウォリス・フツナ諸島です。
引用元:ipdefenseforum.com(引用元へはこちらから)
パルリ国防相は今年2月、仏紙フィガロのインタビューでインド太平洋地域を重視する理由について「中国が南シナ海で人工島の軍事拠点化を進めることで、紛争の危険が現実味を帯びている」と名指しして指摘。「航行の自由と国際法を重視する仏軍が存在感を示すことが、地域内の安定に寄与する」と述べ、今後も日本やオーストラリア、インドなどパートナー国との連携を強める方針を示している。
引用元:www.tokyo-np.co.jp(引用元へはこちらから)
北村氏は職務を通じて、安全保障・防衛分野における日本とフランスのつながりを強化することに貢献しました。野田佳彦、安倍晋三、菅義偉各氏の内閣総理大臣在任中に内閣情報官、国家安全保障局長兼内閣特別顧問を歴任し、とりわけインド太平洋地域における日本とフランスの戦略収れんと、両国が直面する新たな安全保障上の諸課題への理解を深めるための2国間協力の実施に貢献しました。
引用元:jp.ambafrance.org(引用元へはこちらから)
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北村滋国家安全保障局長は(2021年2月)19日、フランス大統領の外交顧問、ボンヌ氏と電話で協議した。東・南シナ海で軍事的影響力を強める中国を念頭に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け連携していくことを確認した。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
日本とフランスの安全保障協力や軍事クーデターで緊張が高まるミャンマー情勢についても意見交換し、緊密に協力していくことで一致した。
両氏の協議は初めてで、約35分間実施された。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
北村滋国家安全保障局長は19日、フランス大統領の外交顧問、ボンヌ氏と電話で協議した。
Pékin multiplie les offensives navales symboliques en Mer de Chine. Le Japon appelle l'UE et les USA à renforcer leur présence militaire.
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国家安全保障局長に就任後、北村は相次いで各国の首脳級と面会した。
政治家ではない北村に対し、異例の待遇だった。
令和元年(2019)
12月 北京で中国の王岐山国家副主席と会談。
令和2年 (2020)
1月 ワシントンで韓国のチョン・ウィヨン国家安保室長とともにトランプ大統領と面会。
1月 モスクワ郊外でプーチン大統領と会談。
引用元:www.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
「トランプ大統領と会ったのは、アメリカ的には日韓関係が良くなればってことで、オブライエン(大統領補佐官)の配慮で、チョン・ウィヨン国家安保室長と一緒にトランプ大統領に会ってもらったってことじゃないかな。『おまえがシンゾーのアドバイザーか』と言って握手をしてくれた」
引用元:www.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
10年近くにわたり、政権の中枢、総理大臣官邸で「インテリジェンス(情報収集・分析)」と「安全保障」に深く携わった人物がいる
日本の安全保障政策の総合調整を担う国家安全保障局の北村滋局長が、アメリカの国防省から特別功労章を授与された。今回北村氏が受章した勲章(Department of Defense Medal for Distinguished Public Service)は、アメリカの国防長官が授与する勲章としては最上位にあたり、過去にはジョージ・ブッシュ元大統領、クリントン元大統領、オバマ元大統領や、映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏らそうそうたるメンバーが受章している。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
国家安全保障局によると日本人の受章は異例とのこと。勲章はトランプ前大統領政権下の昨年12月付けで、当時のミラー国防長官代行から授与される形となった。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
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北村滋前国家安全保障局長(NSS)が運営するコンサルティング会社「北村エコノミックセキュリティ(KES)」がトランプ前米政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたオブライエン氏の「アメリカン・グローバル・ストラテジーズ(AGS)」と提携したことがわかった。
提携は26日(米国時間)付。両社は数十年にわたる外交や情報、国家安全保障の知見を生かし、防衛や航空宇宙、製造業など経済安全保障に関する情報提供を行う。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
北村氏は産経新聞の取材に対し「民間の立場から強固な日米同盟を支えていきたい」と話している。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
政府は来年の通常国会に提出を目指す経済安全保障推進法案の策定を加速させるため、有識者会議を設置し、メンバーに北村滋前国家安全保障局長を起用する方針を固めた。外交・安保の司令塔役を務めた北村氏の知見を生かしたい考えだ。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
「経済安全保障、異形の大国、中国を直視せよ」北村滋元NSC局長による二冊目の著書。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) Jun 3, 2022
警察庁外事課長時代のスパイハンターとして摘発した数々の事件から始まり、如何に経済安全保障が喫緊の課題であるかが綴られている。
北村滋「古武術の先生が言うにはミサイル防衛なんて真剣白刃取りみたいなもん」
— 京極堂 (@tatiguisi) Jun 6, 2022
まあそうなんだよな。
ミサイル防衛を真面目に考えるなら、真剣白刃取りみたいな非現実的な技を極めるよりは示現流の「斬られる前に相手を斬る術」を極める事を考えなきゃならんのよね。 #プライムニュース
諜報のドン、北村滋さん。
— 国際インテリジェンス研究所♥️ (@shirasu001) Jun 6, 2022
ダンディさ、いぶし銀を放っている。さすが、日本インテリジェンスを背負ってきた男。
田村正和さんのように、格好いい。ちょっと似ている。
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