【パソナ】初めての育児を支援する「ファミリー・アテンダント事業(見守り訪問)」がスタート!
パソナグループの「株式会社パソナライフケア」では、大田区在住の乳幼児(第一子に限る)を育てる世帯への訪問を通して、子育て世帯の不安や悩み寄り添う『ファミリー・アテンダント事業(見守り訪問)』を大田区より受託し、2024年7月1日(月)よりサービス提供を開始いたします。
事業者はどんな会社?
「ファミリー・アテンダント事業(見守り訪問)」を受託・開始するのは、パソナグループの「株式会社パソナライフケア」です。設立は2013年2月、代表取締役社長は髙橋康之氏です。主な事業内容は以下の通りです。
■介護事業所向け人材サービス
■エキスパートサービス(人材派遣)事業
■プレース&サーチ(人材紹介)事業
■アウトソーシングサービス
■家事代行サービス
■介護サービス
■研修・セミナーなどの運営事業
「ファミリー・アテンダント事業(見守り訪問)」概要
開始:2024年7月1日(月)
対象:大田区在住の生後6か月から12か月までの乳幼児(第一子に限る)を育てる世帯
内容:
・毎月1回の訪問による子育ての現状把握
・行政や地域における子育て支援情報の提供
・子育て支援品の提供(育児チケット)
問合せ先:パソナライフケア 電話番号03-6832-7382
事業開始にあたって
昨今、核家族化が進み、近所付き合いも希薄になってきた等の背景から、多くの自治体が子育て家庭の孤立化に課題を抱えているのが現状です。
パソナライフケアは、2004年から家事代行サービス『家ゴト』に取り組んでいます。そこで培った豊富な事業経験とノウハウを活かして、各自治体で実施している子育て支援に関する事業を支援してきました。
「ファミリー・アテンダント事業(見守り訪問)」では、対象世帯を毎月定期訪問し子育ての様子を聞いたり、行政や地域における子育て支援情報、子育て支援品を提供するといいます。これらの取り組みを通じて、子育て世帯の日常的な不安や悩みに寄り添い、孤独・孤立を防ぐことを目指すのだそうです。
なぜ第一子限定?
育児は何人目でも大変なものですが、特に第一子の子育て置いては、社会から孤立しやすく孤独を感じやすいと言われています。ある調査では、子育て中の女性の7割以上が「孤立や孤独を感じたことがある」と回答し、この数値は男性の約2倍でした。
また、同じ調査では、「第一子が0歳の時に最も孤独を感じた」と答えた人が6割近くおり、第一子の子育て世帯がより強く孤立・孤独を感じやすいという結果が出ているのです。
これらの結果の背景には、以下のような要因があると考えられます。
<子育て世帯が孤立・孤独を感じる背景>
・パートナーが非協力的
・社会との接点が少ない
・子供と2人きりで過ごす時間が長い
・家族以外に頼れる人がいない
・行政のサービスを知らない、または利用方法がわからない
大田区の子育て支援
大田区では、子育て世帯をサポートする独自の取り組みを複数実施しています。希望する世帯は家事・育児援助サービスを受けることができ、ヘルパーや助産師によるサポートを受けられるのです。
また、子どもが1歳を迎える際に子育て応援ギフトを受け取れるなど、家計に嬉しいサポート事業も展開しています。ここでは、大田区が行っている子育て支援をいくつかご紹介します。
ぴよぴよサポート
家事・育児援助サービスで、希望者が利用できます。自宅にヘルパーや助産師が訪問し、子育て世帯の家事や育児を支援すします。大田区独自の取り組みとして注目を集めています。
利用条件として、子供の年齢は2歳まで、1時間あたり1,000円の利用料が発生します。
アニバーサリーサポート事業
一定の利用条件を満たした子育て世帯に対して、区が30,000円相当の子育て応援ギフトを支給します。
対象は令和5年4月1日以降に、1歳を迎える誕生日及びアンケートを回答した日に、大田区に住民登録があるお子様を養育する世帯です。
にこにこサポート
産後ドゥーラの資格を持つ支援員を自宅等に派遣するサービスです。産後ドゥーラというのは、専門的な知識を持ち、産前産後の女性に寄り添い支える人のことをいいます。大田区の「にこにこサポート」では、産後ドゥーラに家事・育児の手伝いを頼んだり、子育ての悩み相談をしたりすることができます。
対象は産後6か月までの人で、利用するには区への利用者登録申請が必要です。
パソナライフケアの目標
ソナライフケアは「ファミリー・アテンダント事業(見守り訪問)」を通じて、子育て世帯が安心して子どもを育てることが出来る社会の実現を目指しているのだといいます。
家族や地域で見守ることで、子育て世帯をすくすく育める社会になるといいですよね!