山中に女性頭部　直前に容疑者の店で目撃か

2/26(月) 19:57配信 日テレNEWS24


北海道岩見沢市の山中で１９歳の女性の頭部が見つかった事件で、女性は、事件直前に容疑者の男が経営する飲食店で目撃されていたとみられることがわかった。

２６日朝、身柄を検察庁に送られた、神智慶容疑者（３１）。

知人の長谷川剛拓容疑者（３１）、柴田和雄容疑者（４７）とともに死体遺棄の疑いで逮捕された。

遺体で見つかったのは、札幌市白石区の三好邑璃さん（１９）。

警察によると、男３人は去年１２月１５日頃、岩見沢市内の山林に三好さんの遺体を捨てた疑いが持たれている。

警察は、２６日も頭部が発見された現場へ向かった。

これまでの捜索で、山中からは三好さんの一部白骨化した頭部と毛髪が見つかっている。

変わり果てた姿で発見された三好さんは、優しい性格で料理が得意だったという。

三好さんを知る人「かわいい子だった。あいさつができて、きちんとした子だった」

「（三好さんは）明るそうな雰囲気はありました」

三好さんと３人の男との間に、何があったのだろうか？

すすきので飲食店を経営していた神容疑者。

三好さんは神容疑者の知人で、普段から頻繁に店に通っていたとみられている。

事件の１０日ほど前の去年１２月３日、三好さんのツイッターにはこんな書き込みが投稿されていた。

──神さんに、くまさんドーナッツかってきてもらった

この「神さん」と呼ぶ人物が神容疑者なのだろうか。

さらに、神容疑者が経営する飲食店で目撃されたのを最後に、三好さんは行方がわからなくなったという。

三好さんが行方不明になった後、“１４日、ススキノの飲食店の目撃を最後に行方不明となっています”という書き込みがＳＮＳ上で拡散した。

ここに書かれている飲食店が、神容疑者の店だった。

その翌日の１５日頃、三好さんは岩見沢市の山中に遺体で捨てられた。

その前後で三好さんの携帯電話の位置情報が岩見沢市内で途絶えたことがわかっているが、携帯電話はまだ見つかっていない。

調べに対し、容疑者の１人は「遺体を山中まで運んだ」と話しているという。

警察は、３人と三好さんの間に何らかのトラブルがあったとみて引き続き調べを進めている。


引用元：日テレNEWS24