20年以上共産党の委員長を務めてきた志位氏が退任し、田村智子氏が女性初の委員長に就任した。衰退著しい共産党がイメージの刷新を図ったと見られるが、相変わらず党首公選は行わず、異論を唱えた党員は厳しく糾弾…。委員長が変わったところで、共産党の本質は何も変わっていないようだ。
目次
日本共産党初の女性委員長 58歳、田村智子氏が就任【ワイド!スクランブル】(2024年1月19日)
18日、日本共産党の第29回党大会が開かれ、23年間トップを務めた志位和夫氏(69)が退任し、田村智子氏(58)が委員長に ...
共産党の党大会は、4年ぶりに今週15日から開かれ、最終日の18日新たな執行部人事が発表されました。
それによりますと、2000年から20年以上委員長を務めてきた志位氏が交代し、新しい委員長に田村智子・政策委員長が起用されました。
共産党の委員長に女性が就任するのは、今年で102年となる党の歴史で初めてのことになります。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
同党初の女性委員長に田村智子氏(58)が就いた背景には、党勢低迷に加え、身内からも批判が上がる閉鎖性といった負のイメージを刷新する狙いがある。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
第29回党大会後に開いた新役員の記者会見 2024.1.18
第29回党大会後の中央委員会総会で選ばれた新役員の記者会見 #志位和夫 議長 #田村智子 委員長 #小池晃 書記局長 #田中悠 副委員 ...
委員長に選出された決意を問われた田村氏は、「切磋琢磨(せっさたくま)し、日々勉強し、のびのび挑戦しながら委員長の役割を果たしたい」と発言。今大会の準備にかかわり、日本共産党の長い活動の歴史や理論的発展の土壌が耕されて、今の党の到達があると実感したとして「歴史や伝統を受け継ぎながら、党の発展・成長のために力を尽くしたい」と表明しました。
初めて委員長に女性が就任し、中央委員の女性割合が3割を超えた意義についても問われ、日本社会全体のジェンダーギャップの中で党の女性役員も奮闘していると発言。「日本社会全体を変えていくと同時に、党の中もさらに自己改革していく、この両面をがんばっていきたい」と述べました。
また、「どんな党にしていきたいか」との問いには、資本主義の矛盾の中で苦しみを抱えながら打開の方向が見えずにいる人がたくさんいると述べ「そういうときに私たちが希望の政策を伝えられる党になりたい」と強調。人間の自由が社会主義・共産主義の目的だと決議に盛り込んだとして「人類は歴史を前に進められると知らせる対話をしたい」と語りました。
引用元:www.jcp.or.jp(引用元へはこちらから)
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志位氏は23年秋ごろから次世代に党を引き継ぐため、退任を決めていたと説明した。自身の成果として国会対応や選挙での野党共闘をあげた。「決して間違っていなかった。これからも求められる仕事に全力であたる」と語った。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
議長に就任した志位氏は、2000年に不破哲三氏から委員長を引き継ぎ、23年にわたって党首として「君臨」してきた。ただ、ここ数年は国政選挙で当選者を減らすなど党勢退潮が目立つ。加えて、党員数や機関紙「しんぶん赤旗」の部数の減少にも歯止めがかからず、党内外から「委員長交代」の声が高まっていた。
引用元:toyokeizai.net(引用元へはこちらから)
志位氏は、06年に不破氏が退いてから約17年間空席だった議長に就任した。主に理論分野や外交面を担当するとみられるが、形式上は党内最上位。さらに、志位氏が常任幹部会メンバーにとどまったことから「事実上の『院政』となるのでは」(党関係者)との臆測を呼ぶ。
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志位氏が議長に“昇格”したことで、党運営の実権は握り続けることになる。今回の人事では、60年にわたって「党の理論的支柱」だった不破氏が中央委員を退任し、党運営への影響力もなくなるため。党内には「本格的な志位院政の始まり」(幹部)との声も広がる。
今回党大会の最終日の模様は、その後の記者会見も含めてユーチューブで生中継され、注目度の高さを示した。ただ、中継画面には「志位院政ではこれまでの共産党と同じだ」などの書き込みが相次ぎ、委員長交代への評価を上回った。
引用元:toyokeizai.net(引用元へはこちらから)
共産党は静岡県熱海市で開催していた第29回党大会最終日の18日、第1回中央委員会総会(1中総)で、志位和夫委員長(69)が退任し田村智子政策委員長(58)を後任とする党三役の人事案を了承した。人事案は党最高指導部の常任幹部会が準備したもので、共産党は他の主要政党とは異なり、トップの選考過程に所属議員や党員による直接投票を介さない独自のシステムを採用している。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
中央委員会は共産党の指導機関に位置付けられる。そのうち中央委員から幹部会委員を、幹部会委員から常任幹部会委員を、常任幹部会委員から委員長、書記局長、副委員長の党三役を選出するピラミッド型の構成をとる。
1中総の開催に先立つ18日、地方組織から選ばれた代議員が190人の中央委員を選出した。田村氏ら党三役は18日に幹部会の委員名簿を作成し、1中総で決定。幹部会は常任幹部会を選考した。
共産党規約第13条は「指導機関は、次期委員会を構成する候補者を推薦する」と規定。所属議員や党員による投票で党首を決める自民党や立憲民主党などとは違い、限られた執行部メンバーが次期執行部を事実上任命する形をとる。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
これだけ老舗の国政政党が立候補制も投票制も取らない密室談合で代表を決めているということが信じられない。ホンマに共産党は我が国の憲法や民主制度から乖離した存在なのだろうな。共産・志位委員長が退任の意向 後任に田村氏浮上、初の女性党首(朝日新聞デジタル)https://t.co/X6oTfYVlh0
— 飯田哲史@大阪&日本維新の会 (@satoshi_iida) Jan 17, 2024
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共産党は16日、党員の直接投票で委員長を選ぶ「党首公選」の導入を主張し、除名処分とされた元党職員の松竹伸幸氏が再審査を請求したことについて、静岡県熱海市で開催中の党大会で却下することを決めた。松竹氏の主張が「処分の理由を覆すものではない」と判断したという。
松竹氏は昨年1月の会見で党の閉鎖性を指摘したうえで、在任が20年以上にわたる志位和夫委員長を念頭に党首公選を主張。共産は翌月、党決定に反する意見を勝手に発表し、党規約に違反したとして除名を決めた。松竹氏はこれを不服として、11月に再審査を請求していた。
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党首公選を主張したら除名。どんな政党やねん。🥴 https://t.co/5fdpACBHMT
— 慈言 (@80EmyKp8XoppKP) Jan 16, 2024
共産党の小池晃書記局長は(2023年2月)6日、著書で党首公選制の導入を求めた現役党員の松竹伸幸氏を除名処分にしたと発表した。除名は党規約の中で最も重い処分にあたる。松竹氏は同日に記者会見し、処分の撤回を求めると表明した。
松竹氏は1月に出版した著書で、党員の直接投票による党首公選制の実現を訴えた。共産党は同党の機関紙「しんぶん赤旗」で「規約と綱領からの逸脱は明らか」と松竹氏を批判していた。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
松竹氏は(2023年2月)6日、都内の日本記者クラブで記者会見した。「出版が分派活動として処分されるならば、憲法の言論・表現の自由は死ぬ」と強調した。除名処分に関して「党の現状をさらに深刻にさせる。共産党も滅びかねない」と指摘した。
共産党は2024年1月にも党大会を開く予定だ。松竹氏は処分を不服として再審査を求める考えを示した。党大会で党首公選が議決できるように「賛成する代議員を増やす」と述べた。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
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