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増田六段も藤井七段同様に、コンピューター将棋ソフトを研究に活用しています。コンピューター将棋ソフトが編み出した銀冠穴熊という戦法に関する書籍を書いたこともあります。
そんな増田六段にとって、藤井七段のelmo囲いが想定外だったとは思われません。むしろそういう展開を想定した上で、中飛車を採用したと考えられます。
ここで思い出したいのは、2018年6月29日、竜王戦決勝トーナメント2回戦での両者の対局。増田六段が勝利したのですが、勝てた理由について増田六段は局後、いろいろ語っています。
藤井聡太は先輩棋士を挑発したのか?C級1組順位戦 対増田戦 △4二銀の意味を考察!
C級1組順位戦7回戦『藤井聡太七段 対 増田康宏六段』では、藤井七段が序盤早々に△4二銀と指し、それを見た増田六段が棋士人生初の振り飛車で対抗するという展開になりました。△4二銀は「飛車を振れるものなら振ってみろ!」という挑発だったのか、あるいはelmo囲いを信じた一手だったのか、考察してみました。
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