「桜を見る会」の前日に行われた夕食会をめぐり東京地検特捜部は安倍前首相を不起訴処分、安倍前首相の公設第一秘書を略式起訴しました。
特捜部は、安倍前首相を不起訴処とした理由について「不記載への関与を認めるまでの証拠が得られなかった」と説明しました。

政治資金規正法違反で略式起訴されたのは、安倍前首相の公設第一秘書で、夕食会を開催した政治団体「安倍晋三子宴会」代表の配川博之秘書です。特捜部は配川秘書が2016年から去年までの4年分、夕食会の収入と支出、あわせておよそ3022万円分を政治資金収書報告書に記載しなかったとして、略式起訴しました。

一方、安倍前首相は公職選挙法違反や、政治資金規正法違反の疑いで告発されていましたが、特捜部はいずれも嫌疑不十分の不起訴処分としました。
引用元：www.news24.jp（引用元へはこちらから）

安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏の私費から補塡（ほてん）していた問題で、安倍氏は25日午後、衆院の議院運営委員会に出席し、「私が知らない中とは言え、道義的責任を痛感している。国民、全ての国会議員の皆さんに心からおわびを申し上げたい」と謝罪した。
引用元：www.asahi.com（引用元へはこちらから）

　安倍氏は公設第1秘書（辞職）が政治資金規正法違反の罪で略式起訴された24日、記者会見を行った。補塡の原資について、「事務所に私が預けている手持ち資金」と説明する一方、「会計処理は私が知らない中で行われていた」と自らの関与を否定。把握した時期については「最近」と説明し、議員辞職や自民党離党は否定していた。

　この問題では、前政権の官房長官として安倍氏と同様の答弁を行っていた菅義偉首相も「私自身も事実と異なる答弁になってしまい、国民に大変申し訳ない」と陳謝した。
引用元：www.asahi.com（引用元へはこちらから）

安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会をめぐる費用補填（ほてん）で、東京地検特捜部が安倍氏を不起訴処分としたことについて、立憲民主党の安住淳国対委員長は「全く納得のいかない話だ。憲政史上の汚点になっている。しっかりけじめをつけなければならない」と批判した。
引用元：www.jiji.com（引用元へはこちらから）

共産党の小池晃書記局長も安倍氏の一連の国会答弁に関し、記者団に「偽証罪に問われる証人喚問で真実を語るべきだ。議員辞職にも値する」と指摘した。
引用元：www.jiji.com（引用元へはこちらから）

立憲民主党の福山哲郎幹事長は２４日夜、「桜を見る会」前夜に主催した夕食会の費用を補填した問題に関する安倍晋三前首相の記者会見について、「疑惑は深まるばかりだった」と語り、他の野党と連携して追及を続ける考えを示した。国会内で記者団に語った。
引用元：www.sankei.com（引用元へはこちらから）

安倍氏の釈明について「『すべて秘書がやったことで私は知らない』の一点張り。潔さのかけらもなく格好悪い」と非難。さらに「疑問に思う点はたくさんあり、真実を語ったというよりも嘘を嘘で塗り固めた残念な会見だった」と断じた。
引用元：www.sankei.com（引用元へはこちらから）