安倍前総理が、事務所が「桜を見る会」前夜祭の会費補填を収支報告書に記載していなかった問題で会見を開き、謝罪した。その全文を読むと、前総理がいかに真摯に説明しているかよくわかる。しかし、それをろくに報道せずネガキャンに勤しんでいるのがメディアだ。安倍前総理との器の違いが露呈した。
安倍前首相が会見で謝罪「結果として事実に反した」
安倍晋三前首相は24日、自身の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会の費用をした補填した問題をめぐり国会内で記者会見し、国会で事実と異なる説明をしてきた ...
安倍晋三前首相は24日、後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会の費用を補填(ほてん)した問題で不起訴処分となったことを受け、国会内で記者会見を行った。
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本日午前中、私の政治団体である安倍晋三後援会の政治資金収支報告書2017年、2018年、2019年の3年分についての修正を行ったとの報告を私の秘書から受けた次第であります。桜を見る会の前夜に行われていた夕食会の開催費用の一部を後援会として支出していたにもかかわらず、それを記載しなかったとの事実があったことから、その修正を行ったものであります。
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同時に、安倍晋三後援会の会計責任者である私の公設第1秘書が政治資金規正法上の収支報告書不記載の事実により略式起訴され、罰金を命じられたとの報告を受けたところであります。こうした会計処理については、私が知らない中で行われていたこととはいえ、道義的責任を痛感しております。深く深く反省するとともに、国民の皆さまに心からおわび申し上げます。
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後援会としては収入はないし支出もしていない。従って政治資金収支報告書に記載する必要はないと認識していた。夕食会における飲食代、会場費を含め、支払いは個々の参加者からの支払いで完結していた。以上から、政治資金規正法などに触れるようなことはないとの認識であるといった趣旨の説明を繰り返しさせていただきました。
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事務所に幾度も確認をし、当時の私の知る限りの認識の限りのご答弁させていただいたつもりであります。しかしながら、結果としてこれらの答弁の中には、事実に反するものがございました。それが故に国民の皆さまの政治の信頼を損なうこととなってしまった。
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このような事態を招いてしまったことに対し、当時の行政府の長として、また政治資金については本来、率先して襟を正さなければいけない自民党の総裁として、そして何より国民を代表する一国会議員として、国民の皆さまに、そして野党全ての国会議員の皆さまに対し、深く深くおわび申し上げたいと思います。
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先ほど、大島理森衆院議長、山東昭子参院議長に対しまして、先の本会議および委員会において、内閣総理大臣として行った答弁を正すための機会をいただきたいとの申し出を提出させていただきました。国会においても、事実関係を説明し、答弁を正し、おわび申し上げなければならないと考えています。
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今般の事態を招いた私の政治責任は極めて重いと自覚しており、真摯(しんし)に受け止めております。国民からの信頼を回復するためにあらゆる努力を行っていきたいと考えています。まずは私自身の政治活動、後援会、事務所における資金の透明性の確保につき、国民の皆さまから一点の疑問も生じることのないよう、私自身が責任を持って徹底してまいる考えであります。そして、深い反省の上に立って、国民の皆さまに本当の意味で信頼され、そして政治家として、国家、国民の期待に心に応えることができるよう、初心に立ち返って、研鑽(けんさん)を重ね、その責任を果たしてまいりたいと考えております。
改めまして国民の皆さまに、そして全ての国会議員の皆さまに深くおわび申し上げます。
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--「事務所に幾度も確認した」「知らない中で行われていた」と発言したが、事実関係は、いつ、どのような経緯で確認したのか。また、「政治責任は重い」との発言があったが、野党側から「議員辞職に値するような問題だ」との指摘も出ている。今後の政治活動について、議員辞職や離党は責任の取り方としてあり得るか
「2点だと思いますが、まず1点目について、私は事実をいつ確認したのかということであります。まず、事実を確認をいたしましたのは、捜査が始まった後、最近でございますが、捜査が始まった中におきまして、東京の責任者が聴取を受ける中において、その責任者に私は『5000円の会費で全てまかなっていたんだね』ということを確認し、『そうです』と答えた責任者でございますが、その後も『会場代も含めてだね』ということも確認したんですが、『それはそうです』というふうに答えていたのでございます」
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--補填について、今回略式起訴された公設秘書に自身が確認したことはなかったのか
「基本的にですね、私自身が確認したのはですね、東京の責任者でありまして、東京の責任者がいわば会の運営、あるいは交渉ですね、ホテルとの交渉、そして支払いの建て替え等を行っていたのは東京の事務所でございましたので、東京の事務所に確認をしたということであります」
「私は当該の責任者以外にも何人かに確認をしているんですが、地元の公設第1秘書に確認したという明確な、私の、その記憶はないんですが、今回の取り調べの中においてですね、この当該第1秘書がですね、実は私から確認の、確認があったと。その際、賄えているというように答えたということでありましたので、そうだったのかもしれないと思っています」
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--夕食会の費用をめぐり事実と異なる国会答弁が繰り返された根本的な原因は何だったのか。この問題を重くを考えていなかったのか
「そもそもですね、この前日の夕食会の運営、設定等については私は全く、当然総理大臣ですから、総理大臣としての職務に専念をしておりますので、これには全くかかわっておりませんでした。それはまさに、長年ずっと私の事務所の運用、運営、あるいは選挙も含めて、間違いがなかったのでありまして、そうした責任者に任せていたということであります」
「そこで、本来であれば私が事実を確認した際ですね、それはあの事実を確認する仕方としては、私自身がホテルに当たるということは考えられなかったのでございますので、当然信頼をしている責任者に確認を取ったのであります」
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--略式起訴で公設第1秘書が処分されたが、自身は秘書への処分を考えているのか
「今回処分されました公設第1秘書ですが、なぜこのようなことが起こったかということでございますが、最初、少し説明をさせていただきましたように、この前日の夕食会につきましては、その段取りの設定、あるいはホテルとの交渉、そして立て替えの支払い等々は東京の事務所が行っておりました。一方、安倍晋三後援会の代表は、地元の公設第1秘書が行っていたということでございました」
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「前任者がですね、記載すべきものを記載していなかったことによってですね、後任の東京の責任者もそのまま放置をしてしまったということになってしまったということでありまして、東京の事務所と地元の事務所の連絡、連携が不十分であったことからですね、こうしたことが行われてしまったということであります。本来、載せておけばよかったものでございますが、それを載せてなかったということになってしまったということであります」
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「地元の第1秘書としては、もし支払いについて、東京からですね、何か言ってきてくれればとこういうことだったかもしれませんが、同時に開催において費用が生じているということは認識していたということでもあり、また安倍晋三後援会の代表であり、責任を持つ者として、今回はその厳しい指摘を受けた処分を受けたということであります」
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「あと、当該の第1秘書は、まだ私の父の時代からですね、秘書として若いときから務め、こんにちまで身を粉にして私のために仕事をしてきた人物であり、私も大変信頼をしてきた、今まででも間違いがなかったところでございますが、今回の処分を受けて、公設第1秘書を辞職をいたしました。ちなみに東京の私設秘書も辞職をいたしました」
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--今日の記者会見、明日の国会での説明で納得できない、疑問の声などが国民や野党側から多く上がった場合、今後も丁寧な説明責任を果たしていくのか。このような記者会見や国会での説明は今後も行うか
「できる限り、私の知り得る限りのことを、今ご説明をさせていただいております。今後も、そうしたことが必要となれば、ご説明をさせていただきたいと考えています」
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野党らは当時の答弁を槍玉に挙げ「前総理は嘘をついている!」と息巻いているが、
安倍前総理の言葉自体に嘘偽りはなく、むしろ”嘘を掴まされた”側なのだ。