岸田総理がインドネシアとの関係強化に成功⇒日本産食品の輸入規制撤廃から自衛隊との合同軍事演習まで

インドネシア・ジョコ大統領が来日し、岸田総理との首脳会談が行われた。福島第一原発事故以来続いた日本産食品輸入規制の撤回に加え、両国の安全保障における連携強化も果たし、極めて実りの多い会談に終わったという。今後も岸田総理には日本のために外交手腕を発揮してくれることを期待したい。

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そしてインドネシアで行われる多国間合同演習『ガルーダ・シード』に自衛隊も参加

出典:www.sankei.com
インドネシア・スマトラ島南部における降下訓練の様子
日本は中国の脅威をにらみ、巡視船提供に向けた調査を実施しているほか、来月にはインドネシアで実施する多国間共同訓練に陸上自衛隊が初めて参加する。両首脳は会談で、こうした協力の強化を確認した。
また、首相は、中国が軍事活動を続ける東シナ海や南シナ海情勢について「力を背景とした一方的な現状変更の試みや経済的威圧に反対する」との考えを伝えた。ロシアによるウクライナ侵攻についても協議し、「すべての国が国際法を順守すべきだ」などの認識を共有した。

引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
インドネシア軍と米軍の合同演習「ガルーダシールド」が3日、スマトラ島南部のバトゥラジャ演習場で本格化した。日本の自衛隊が初参加し、陸自唯一の落下傘部隊が降下訓練を行った
(中略)
同演習に向け、陸自は第1空挺団約100人を別の演習先の米領グアムから米空軍機で移動させた。インドネシア陸軍は100人、米軍は50人を派遣。3カ国の隊員らが落下傘で演習場に次々と降下し、小銃や機関銃を用いた戦闘訓練を行った。陸自によると、米軍からの打診を受け、参加を決めた
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

『ガルーダ・シードとは』⇒インドネシアとアメリカが2007年から行ってきた合同軍事演習

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出典:www.bali-tai.com
ガルーダ:インド神話に登場するガルダ(ガルーダ)をルーツとするヒンドゥー教の守護神

特に今年は自衛隊含め14カ国が参加し、過去最大規模だという

インドネシア軍と米軍は25日までに、合同演習「ガルーダシールド」を8月1日から行うと発表した。14日までの予定で、日本の陸上自衛隊が初参加。オブザーバー参加を含め計14カ国が加わり、過去最大規模になる見通し。米側は中国けん制の意図を明確にしている。
 インドネシア軍などによると、2007年から米国と合同演習を実施。これまでは陸軍による演習だったが、今年は空軍や海軍も加わる。計約3700人だった昨年を上回り、計4千人超が参加、シンガポールに近いシンケプ島のほか、スマトラ島、カリマンタン島で訓練を行う見通し。

引用元:nordot.app(引用元へはこちらから)

もちろん念頭にあるのは対中国を想定した「自由で開かれたインド太平洋」

インドネシアは、南シナ海南部の海域にある自国の領土であるナトゥナ諸島の沖合に排他的経済水域を設定し、南シナ海のほぼ全域の権益を主張する中国と対立していることから、今回の演習は、多国間で安全保障関係を強化するねらいがあるとみられます。

陸上総隊司令部の牛嶋築幕僚長は「自由で開かれたインド太平洋の戦略上、価値が高い演習だ。今後も参加したい」と話していました。

引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

経済面では中国が最も深い関係を持つインドネシアだが「経済の結びつきと主権を守ることは別」

 シンガポールで開かれた「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)に出席したインドネシア国軍のアンディカ・プルカサ司令官(57)が10日、朝日新聞の取材に応じた。南シナ海の海洋権益をめぐって対立する中国はインドネシアの最大の貿易相手国だが、経済的な結びつきは「借り」ではないとし、主権を守ることは分けて考えるべきだとの認識を示した。

引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)

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出典:mainichi.jp
中国が強引に主張する領有権を巡り常にゴタゴタしている南シナ海

多国籍で行われる大規模な訓練に対し、中国は「この地域の安定を損なう」

 (ガルーダ・シールドの)参加国には豪州やカナダ、英国など米国の友好国が目立つ。こうした顔ぶれからコニ氏は「米国やその同盟国にとってこの訓練は、中国に圧力をかける意味合いが強い」と話す。

中国はこの演習に懸念を示してきた。防衛筋によると、6月にシンガポールであったアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で開かれたインドネシアと中国の二国間会談では、ガルーダ・シールド開催について、中国側が「米国やその他多数の国が参加する大規模な訓練は、この地域の安定を損なう」との不安を表明したという。

引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)

アメリカをはじめインドネシアやオーストラリア、日本が協力して安全保障にあたることは、中国へのけん制効果が高い。よって今回の首脳会談で日本とインドネシアが対中国で連携を確認できたことの意義は極めて大きい。

今回の首脳会談で、「経済」そして「安全保障」と、インドネシアとの関係強化への道筋をつけてくれた岸田総理。
今後も日本のために得意の外交手腕を発揮してくれることを期待したい。

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