【パソナ】DX人材育成とデータ・AI活用を支援する『株式会社パソナデータ&デザイン』の事業を開始
パソナグループ傘下の株式会社スマートスタイルは、商号を『株式会社パソナデータ&デザイン』へ変更し、2026年1月5日(月)より事業開始したことを発表しました。同社ではパソナグループのDX人材育成事業及びAIソリューション事業の一部を承継し、DX人材育成とデータ・AI活用支援を一体で提供するそうです。
現在、日本の多くの企業では、DXを経営戦略として捉えきれず、十分な成果創出に至っていないケースが多いのが現状です。これは、老朽化・複雑化したレガシーシステムから新たなシステムへ移行する際、単なる置き換えにとどまっているからです。
また、DXを推進できる人材が不足していることや、蓄積され続けるデータを十分に活用できない業務構造も、本質的な変革を妨げる要因であると考えられます。
経済産業省が警鐘を鳴らしてきた「2025年の崖」が現実のものとなってきた今、DXを単なるIT施策と捉えるのではなく、経営変革として推進する必要があります。これを実現するためには、現場でDXを実装・活用できる人材の継続的な育成と、データやAIを意思決定や事業変革へと繋げる仕組みづくりが、多くの企業にとっての重要な課題となっているのです。
「2025年の崖」とは?
「2025年の崖」というのは、経済産業省が発表した「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」で示された言葉です。
このレポートにおいて、デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が訴えられていますが、多くの企業ではその必要性を理解してはいるものの、実際の対応は進んでいないのが現状です。経済産業省は、こうした状況に警鐘を鳴らしています。
こうした流れを受けて、パソナグループがこれまで培ってきたDXに関連した教育・研修の知見やノウハウと、スマートスタイルが有するデータ活用における豊富な知見の双方を活かし、『株式会社パソナデータ&デザイン』から、DX人材育成とデータ・AI活用支援を一体で提供することになったのです。
『株式会社パソナデータ&デザイン』の概要
会社名:株式会社パソナデータ&デザイン
※株式会社スマートスタイルより商号変更(2026年1月5日付)
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3-1-30 PASONA SQUARE
設立:1987年10月2日
代表者:代表取締役 河野 一
事業内容:企業の「DX・AI活用」を促進し、経営課題解決を図る組織への変革を支援
①トップ~ミドルマネジメントを中心としたDX人材の育成支援
・社会や環境の変化に対応した事業戦略設計ワークショップ
・ビジネスリーダーのためのアーキテクチャデザインワークショップ
・組織的なAI活用に向けた、人とAIの「知」の協働実践ワークショップ
②データ&クラウドテクノロジーおよびAIの活用支援
・データベースサービスの導入・コンサルティング・運用支援
・クラウドサービスの設計・構築・運用
・データの可能性と安全な利活用のためのデータアーキテクチャの設計
・ビジネスプロセスへのAI適用に向けたPoC
・主にHR領域でのサービス&アプリ開発
多くの企業が注力する「DX」とは
「DX」は、正式には「デジタルトランスフォーメーション」といい、データやデジタル技術を使ってビジネスモデルやプロセスの根本的な変革や創出を目指す取り組みを指します。「デジタル化」と似ていますが、デジタル化ではアナログ情報やプロセスをデジタル形式に変換することのみを意味します。
デジタル化の具体例
・書類の電子化
・メールやチャットツールの導入
・データベースの構築
DXの具体例
・デジタルを活用した業務効率化
・データ活用の推進
・「アジャイル」思考の浸透
DXと切り離せない「アジャイル開発」について
「アジャイル」には「素早い」「機敏な」「頭の回転が早い」などの意味があります。「アジャイル」思考とは、迅速かつ柔軟に変化に対応する思考方法であり、主にソフトウェア開発やビジネスに応用されています。
現在主流になっているシステムやソフトウェアの開発手法の1つが「アジャイル開発」で、『計画→設計→実装→テスト』といった開発工程を機能単位の小さいサイクルで繰り返すのが特徴です。
「アジャイル開発」では優先度の高い要件から開発を進め、開発した各機能の集合体として1つの大きなシステムを形成します。「プロジェクトに変化はつきもの」という前提で進められるため仕様変更に強く、プロダクトの価値を最大化することを重視した開発手法なのです。
サービスインまでの期間を短縮でき、開発途中の仕様・要件変更にも柔軟に対応できることから、多くのプロジェクトで導入されています。
まとめ
デジタル化が急速に進む現代では、多くの企業にとってDXが大きな課題となっています。そうした中で、パソナグループではDX推進をサポートするサービスをいち早く提供しており、さすがだと感じました。
今後、ますます需要が高まっていくDX人材の育成や確保、データやAIの活用に力を入れたい企業にとって、パソナグループは強い味方だといえるでしょう。今後のサービス展開にも期待が高まります!