2018年05月14日更新
藤井聡太 将棋 shogi

勝つのはどっちか徹底分析 藤井聡太六段VS船江恒平六段 竜王戦5組ランキング戦 準決勝

藤井聡太六段にとって七段昇段がかかる重要な一局、竜王戦5組ランキング戦準決勝は2018年5月18日開催です。対戦相手は船江恒平六段。この記事ではどちらが有利なのか、様々な角度から分析していきます。持ち時間的には藤井六段が有利ですが、井上一門が対藤井3連勝中という船江六段に有利なデータもあって…。

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対局情報

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《棋戦状況》
竜王戦は各組のランキング戦と決勝トーナメントとの2段階構成となっています。5組ランキング戦準決勝に進出している藤井六段はあと2回勝てば、決勝トーナメントに進出できます。しかし、決勝トーナメントは上位の組の棋士が優遇される形式になっており、5組優勝者は5回勝たないと挑戦者決定3番勝負に進出できません。竜王獲得への道はまだ先が長いです。

出典:将棋連盟HP(色は筆者が入れたもの)

《対局情報》
開催日程:2018年5月18日(金曜)
開始時刻:午前10時
持ち時間:5時間
対局場所:関西将棋会館

《昇段》
藤井六段はこの対局に勝つと、竜王戦の4組への昇級が確定し、竜王戦連続昇級という条件を満たすため、七段に昇段できます。船江六段も勝てば4組昇級ですが、連続昇級ではないので七段には昇段できません。

《賞金》
竜王戦の5組ランキング戦は優勝すれば155万円、準優勝なら41万円の賞金がもらえます。よって、藤井六段は今回勝てば41万円以上の賞金がもらえることが確定します。41万円になるか、155万円になるかは決勝の結果次第です。なお、賞金とは別に対局料も支給されるのですがそちらは金額非公開となっています(おそらく1局につき数万円程度)。

船江恒平六段の情報

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《基礎データ》
年齢  :31歳
順位戦 :C級1組
竜王戦 :5組
レート :1659(棋士164人中47位)

《成績》
2018年度はまだ3戦しかしていないので、2017年度の36戦も含めた39戦の成績はどうなってるかというと、23勝16敗。勝率は59%。藤井六段とは今回が初対戦。

《棋風》
居飛車党。激しい攻め。詰将棋が得意。

出典:ja.wikipedia.org

《特に優れた活躍》
・2010年に詰将棋解答選手権で優勝
・2011年に加古川青流戦で優勝
・2016年に上州YAMADAチャレンジ杯で優勝

《直近5戦の勝敗》
3月23日 ○ VS桐山清澄九段  王将戦 一次予選2回戦
3月29日 ● VS佐藤康光九段  棋聖戦 本戦1回戦
4月09日 ○ VS杉本昌隆七段  棋王戦 予選3回戦
4月13日 ○ VS石井健太郎五段 竜王戦 5組ランキング戦3回戦
4月18日 ● VS安用寺孝功六段 王将戦 一次予選3回戦

藤井六段に有利と思われる要素

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レーティング → 藤井がやや有利

藤井六段のレーティングは1814(8位)。対して船江六段は1659(47位)。実に155もの開きがあり、レーティングにもとづく藤井六段の予想勝率は71%となっています。

竜王戦の5組ランキング戦で今まで藤井六段が倒してきた相手のレーティングは、

3回戦 阿部光瑠六段 1711
2回戦 阿部隆八段  1551
1回戦 中田功七段  1469

となっていて、レーティング的には阿部光瑠六段のほうが船江六段より難敵でした。阿部六段に勝てたのなら、船江六段に勝てないことはないだろうという感じです。

持ち時間適性 → 藤井が圧倒的に有利

藤井六段の通算成績は75勝12敗で勝率86%ですが、今回の対局の持ち時間が5時間なので、持ち時間5時間以上の対局(順位戦・竜王戦・王座戦)に絞って調べてみました。すると、26勝1敗で勝率96%という凄い数字になることが発覚。負けたのは29連勝を止められた佐々木戦のみでした。藤井六段は明らかに持ち時間の長い将棋が得意です。

一方、船江六段は通算成績は191勝109敗で勝率64%ですが、持ち時間5時間以上だと、73勝44敗で勝率62%。持ち時間の長い将棋は得意でも苦手でもないようです。

どうやら持ち時間的には圧倒的に藤井六段が有利なようです。

船江六段に有利と思われる要素

一門別の勝敗 → 船江が圧倒的に有利

将棋界には一門と呼ばれる、師弟関係にもとづく派閥のようなものがあります。船江六段は井上一門に属しているのですが、なんとその井上一門は藤井六段との対戦成績が3勝0敗なのです!井上一門の各メンバーの対藤井成績は以下の通り。

井上慶太九段 1勝0敗
菅井竜也王位 1勝0敗
稲葉陽八段  1勝0敗
船江恒平六段 0勝0敗

藤井六段の通算成績が75勝12敗、勝率86%であることを考えると、藤井六段に対して3勝0敗という数字は驚異的です。参考までに藤井六段の被害者一門として有名な森一門の対藤井戦績を示すと、

森信雄七段   引退済み
竹内雄悟四段  0勝4敗
澤田真吾六段  0勝3敗
大石直嗣七段  0勝2敗
糸谷哲郎八段  0勝1敗
千田翔太六段  0勝1敗
山崎隆之八段  0勝0敗
増田裕司六段  0勝0敗
安用寺孝功六段 0勝0敗
片上大輔六段  0勝0敗
西田拓也四段  0勝0敗

なんと0勝11敗という酷い数字になっているのです。まあでも藤井六段の強さを考えれば、こんなふうになるのが普通のはずで、井上一門は本当に異常な存在と言えます。

一体どうして、井上一門だけがこんなに藤井六段に強いのか気になるところですが、5chで面白い推理をしている人がいました。

井上一門が藤井君に強いのは、藤井君が奨励会当時に稲葉聡アマ(陽8段の兄で井上門下、加古川戦優勝歴あり)と研究会やってた影響じゃないのかな。
棋譜とか癖が稲葉兄弟ルートで流れて分析されて対策されてるんじゃないの。
引用元:mevius.2ch.net(引用元へはこちらから)

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