【ウマ娘 プリティーダービー】強さが大体分かる!各キャラの重賞レース勝利数ランキング!
各キャラの強さがわかっていたほうがアニメを楽しく見られるという人もいると思うので、各キャラが史実でどのぐらい重賞レースを勝ったかを調べて、ランキング形式でまとめてみました。レース結果についても言及しているのでネタバレが嫌な人はご注意を。最弱は連敗しまくったあの人、最強は王冠をかぶっているリギルの…。
重賞レースとは
この記事では重賞レースでの勝利数順に主要なウマ娘をランク付けしてみました。G1勝利数が多い方を上とし、等しい場合はG2で比較、G2も同じならG3で比較しています。
このランキングは誰がどのぐらいの強さなのか、ざっくりと把握したい場合に役立つはずです。ただ、このランキングが正確な強さランキングになっているわけではありませんので注意してください。理由は次の通りです。
・重賞レースは新設されたり、グレードが変わったりすることがあるから、生まれ年の異なる馬の比較は不公平になる
・昔は外国産馬は出走できるレースが限定されていたから、外国産馬は不利になる
・同年代に強いライバルが多かった馬が不利になる
・短期間にずば抜けた活躍をした馬より、長く安定して活躍した馬が有利になる
1位:テイエムオペラオー
ウマ娘ではあんまり強キャラ感がないため、なぜか王冠をかぶっている変な人というイメージを持っている人が多いと思いますが、史実では超強い馬で、なんと獲得賞金総額は歴代2位(1位はキタサンブラック)。特に全盛期だった2000年には8戦して全勝(G1で5勝、G2で3勝)という信じがたい強さを発揮し、「世紀末覇王」と呼ばれました。
2位:シンボリルドルフ
ウマ娘では生徒会長を務めており、カリスマ的存在として描かれています。史実でも『初めて無敗でクラシック三冠を達成』、『初めてG1で7勝』など、歴史を塗り替える活躍をし、「皇帝」と呼ばれました。無敗でクラシック三冠を達成した馬は、シンボリルドルフのほかにはディープインパクトしかいません。
3位:ウオッカ
史実では、牝馬でありながら牡馬を抑えて日本ダービーで優勝という快挙を成し遂げています。また、G1で7勝もしており、史上2番目に強い牝馬と評価されることが多いです(最強として名前が挙がりがちなのはジェンティルドンナ)。ウマ娘でボーイッシュなキャラとして描かれているのはそういった史実を反映したものでしょう。
4位:ゴールドシップ
ヤンチャな馬だったことを反映して、ウマ娘では遊び人キャラとして描かれているため、弱い馬だったと思っている人が多いはず。確かに、史実でもゲートが開いた瞬間に2本脚で立ち上がってしまい大きく出遅れて負けたりとやらかしは多かったです。しかし、調子(機嫌?)の良いときはめちゃくちゃ強く、スタミナを活かしたロングスパートを武器にG1で6勝もしています。やらかしが多かったのにそれだけの実績を残しているわけですから、持っていた素質は凄かったのだと思われます。
5位:ナリタブライアン
史実では、7頭しかいないクラシック三冠達成馬の1頭です。ウマ娘に登場しているキャラでクラシック三冠達成したのはこのキャラのほかにはシンボリルドルフだけ。故障が多かったため、成績が伸び悩みましたが、故障前は「シンボリルドルフより上」「史上最強馬」と評価されることもありました。
6位:タイキシャトル
ウマ娘でハナさんから「日本一の短距離ウマ娘」と評されていたように、史実において短距離レースで勝ちまくりました。現在でも1600mの最強馬として、モーリスの次ぐらいによく名前が挙がります。国内でも国外でも、芝でもダートでも、晴れでも大雨でも、力を出し切ることができたのが特徴。海外G1を制した功績が評価され、外国産馬としては初めてJRAの年度代表馬に選ばれました。年度代表馬に選ばれた外国産馬はこの馬のほかには2頭しかいません(エルコンドルパサー、シンボリクリスエス)。
7位:メジロマックイーン
6歳まで現役を続け、そして、成績が落ちなかった珍しい馬です。持久力に優れ、長距離戦を得意にしていました。3200mならディープインパクトよりも強かったと評価する人もいます。OPで雨のレースが描かれているように、雨で重くなった馬場が得意だったのが特徴。実はゴールドシップの祖父です。ゴールドシップも6歳まで現役を続け、持久力を武器にしていました。やはり祖父と孫は似るのだなという感じ。
8位:オグリキャップ
ウマ娘では大食いしている姿がときどき描かれるモブキャラみたいになっています。しかし、史実では地方競馬の笠松競馬場でデビューして12戦10勝の好成績を上げ、勢いそのままに中央競馬に乗り込み、引退までに重賞レースでなんと12勝もしました。これはオペラオーと並んでトップタイの記録です。地方競馬出身の、二流の血統の馬としてはありえない活躍ぶりで、世間からの注目を集め、競馬ブームを引き起こしました。現代では考えられないほどの過酷なローテーションを組まれていたにも関わらず、故障が少なく、故障しても立ち直るタフさがあったのが特徴でした。
9位:スペシャルウィーク
みなさんご存知、ウマ娘の主人公です。アニメで描かれている通り、様々なライバルと激闘を繰り広げた、主人公属性の強い馬でした。実は、引退までに重賞レースで9勝を上げ、獲得賞金総額で当時1位になっています(今は12位)。それなら、「少なくとも1995年生まれの馬の中では最強だったんでしょ?」と思いたくなりますが、レースで一度もエルコンドルパサーとグラスワンダーに勝てなかったため、3番手という評価を受けることが多いです。まあしかし、その2頭は外国産馬なので、日本産馬としてはトップだったと言えます。ジャパンカップで、海外から参戦したモンジューという当時の欧州最強馬に勝利し、実況から「日本総大将」と呼ばれたこともありました。